※ 2022年12月6日(火)の夜の時点
名古屋グランパス ・・・ C+
→ 長谷川健太監督が就任して1年目となる2022年は8位だった。残留争いに巻き込まれかけた時期もあったが夏にFW永井謙を再獲得するとコンスタントに勝ち点「3」を獲得できるようになった。ただ、34試合でわずか30得点のみ。極度の得点力不足に苦しんだ。守備陣は若手のDF藤井陽が急成長して34試合で35失点のみ。堅守は変わらなかったがこれだけ得点を奪えないとサポーターのフラストレーションは溜まる。
シーズン途中から3バックを採用して持ち直したが3バックを継続するのであれば今オフのテーマは「3バック向きの選手を集めること」ならびに「3バック向きでない選手を整理すること」の2点になる。もっと具体的に言うと「3バックに変更になって適性ポジションが無くなったSB系の選手をどうするのか?」である。すでにDF宮原の契約満了は発表されたが左SBのDF吉田豊も明らかに4バック向きの選手である。
日本代表としてW杯を戦ったMF相馬勇が左WBに回ったことでDF吉田豊は出番が激減した。怪我もあったが15試合の出場にとどまった。3バックを継続するのであれば右WBはMF森下龍、左WBはMF相馬勇が基本になるのは確実。DF吉田豊は32歳なので老け込むような年齢ではないが高い攻撃力が求められる今の名古屋のWBの競争に勝って出番を得るのはかなり難しい。功労者ではあるが退団する可能性の方が高い。