※ 2022年12月3日(土)の夜の時点
コンサドーレ札幌 ・・・ D+
→ 残留争いに巻き込まれながらも終盤戦は劇的な勝利が続いて何とか10位で「J1残留」を果たしたがオフは苦戦を強いられている。何と言っても痛いのは大卒3年目のMF高嶺(→柏)の流出になる。「ユース出身で大学を経由して札幌に戻って来た生え抜きの選手」である。「移籍があるとしたら海外。国内移籍は考えにくい。」と言える選手だったのでショックは大きい。契約切れで「ゼロ円移籍」とも言われている。
警戒したいのは連鎖反応である。同期のMF金子拓やDF田中駿、1つ下のFW小柏なども移籍を選択するようだとチーム作りはゼロからの再スタートを余儀なくされる。大卒で加入する選手は2年契約や3年契約を結ぶ選手が多いと言われているので「このあたりの選手が移籍金ゼロで他クラブに流出するのでは?」という心配がある。特にFW小柏は昨オフに海外移籍の話が浮上しており、海外移籍も十分にあり得る。
例年と比べると慌しいオフになっているが200センチのGK中野はJ2の金沢にレンタル移籍となった。GKク・ソンユンが加入して2023年は「3番手以下のキーパー」になる可能性が高かったことを考えると賢明な選択と言える。金沢にはベテランのGK白井がいるので彼とのポジション争いになるだろう。ベテランのGK菅野は残留が有力。2023年はGKク・ソンユンとGK菅野とGK大谷とGK松原の4人体制になるようだ。