■ ストーブリーグは2日目に突入J1のリーグ戦が終了してストーブリーグに突入した。2日目となる11月7日(月)の朝に報じられたビッグニュースというとU-21日本代表の右SBのDF半田の移籍話になる。前日の日曜日に行われたプレーオフの2回戦で敗れた山形の今シーズンは終了したがさっそくDF半田に移籍話が浮上した。具体的に神戸とG大阪の名前が挙がったが「G大阪、神戸ら複数のJ1クラブから獲得オファーを受けている。」と報じられた。
報道のされ方から「この2チーム以外のJ1のクラブも興味を示している。」と考えられる。実際のところ、右SBを必要としているJ1のクラブはたくさんある。横浜FMにはDF小池龍とDF松原健がいてDF岩田もプレー可能なので横浜FMがDF半田の獲得に動くことは考えにくいが川崎FはDF山根視の控えがおらず、C大阪もDF松田陸の控えがいない。柏もDF大南、DF川口尚、DF北爪がいるが絶対的な右SBはいない。
J1の有力クラブであっても「右SBの新戦力は必要ない。」と言えるクラブの方が少ない。争奪戦に発展するのは間違いない情勢だったが、やはり、山形の敗退が決まってすぐに移籍話が浮上した。大争奪戦に発展しつつあるがDF半田というと先日はイタリアの名門のローマへの移籍話が浮上した。各年代の日本代表で活躍してきた選手なのでローマに限らず、欧州のクラブも動向を注視していると思われる。
決断に注目が集まるが普通に考えるとこれだけ国際的な評価の高い選手なので他のJリーグのクラブに移籍するというのは考えにくい。まだ20歳の選手なので獲得できたら相当に大きいが「国内のクラブに移籍する可能性があまり高くない選手を深追いするのは時間と労力の無駄使い」である。ローマからの正式オファーが届かなかったとしてもそれなり以上のクラブからたくさんのオファーが届くのは間違いない。