※ 2022年11月8日(火)の時点。
横浜Fマリノス→ 2019年以来のJ1制覇を達成した横浜FMにとって来年は2003年~2004年以来の連覇を目指す1年になる。「2強」と言われているがライバルの川崎Fが高齢化しているのとは対照的に横浜FMは脂の乗り切った年代の選手が中心になっている。平均年齢もJ1の中では低い方になる。川崎FはJ1の中では磐田に次いで2番目に平均年齢が高いことを考えると「横浜FMの1強時代」に突入することも考えられる。
2連覇と同じくらい大きな目標となるのはアジア制覇になる。日本勢では浦和・G大阪・鹿島がアジア制覇を達成したが川崎Fと横浜FMはゼロ。2チームにとってアジア制覇は悲願と言える。横浜FMにとってプラスと考えられるのはACLのレギュレーションが変わって外国人枠が拡大される点。これまでは「4人(アジア枠1人)」だったが「6人(アジア枠1人)」となる。優秀な外国人をたくさん抱える横浜FMには朗報である。
例えば今年のACLのラウンド16の神戸戦はFWレオ・セアラとFWエウベルがスタメン、FWアンデルソン・ロペスはベンチスタートだった。DFエドゥアルド、FWヤン・マテウス、MFマルコス・ジュニオールはベンチ外だったが次回のACLから使える外国人選手が2人も増えることになる。現状の横浜FMは6人の外国人選手がともにブラジル出身になるがACLのことを考えると韓国や豪州の選手を獲得する方法もある。