レノファ山口→ 元・日本代表の名塚監督になって2年目となる山口は13勝18敗11分けで勝ち点「50」。16位だった。開幕前の評価は非常に低かった。MF高井、MF草野、MFヘニキ、DF川井、DF楠本、FW小松蓮などが抜けたが目立った補強はなかった。「降格候補の1つ」に挙げられたことを考えると早い段階で「J2残留」を確定させることが出来たのは良かった。38節の群馬戦(A)で6対1と大勝して「J2残留」が正式に決まった。
9月以降は4勝2敗3分けで勝ち点「15」を獲得したが夏に復帰したMF高井ならびにDF前貴之の貢献度は高かった。わずか半年で戻って来たMF高井は16試合で7ゴール2アシスト。半年しか在籍していないがFW沼田駿と並んでチーム内得点王だった。MF島屋やFW高木大も一度は山口を離れたがチームに戻って来た。選手にとってはやりやすいクラブということが出来る。完全移籍した後に戻ってくる選手はたくさんいる。
10月25日(火)に名塚監督の続投が正式に発表された。2023年が3年目になるがベテランのDF渡部ならびにDF菊地将が今シーズン限りで現役を引退することになった。DF菊地将は12試合のみだったがDF渡部は34試合に出場している。CBのレギュラーだったことを考えるとサプライズ引退と言える。今シーズンは右SBで起用されたが本職はCBであるDF眞鍋も契約満了になったので後ろの層が一気に薄くなった。