町田ゼルビア→ 開幕からの7試合で5勝1敗1分けと好スタートを切った町田だったが8節から8試合勝ちなしと失速した。その後も調子は上がらず。終わってみると14勝19敗9分けで勝ち点「51」。15位と期待を大きく裏切るシーズンになった。町田は「3年計画の3年目」だったが厳しいシーズンになった。9月28日(水)という早い段階でポポヴィッチ監督の退任が決定したがラスト10試合は0勝8敗2分けと散々な成績だった。
11ゴール7アシストのMF太田修、9ゴール10アシストのMF平戸は結果を残したがフォワード陣が低調。期待されたFWヴィニシウス・アラウージョは32試合で2ゴールのみだった。MF佐野海は疲労性の腰痛に苦しんで21節以降は全てベンチ外。「実家に戻って療養中」と発表されているので相当に重い症状だったと思われる。MF安井が定位置を確保したがチームの中心であるMF佐野海を欠いた影響は大きかった。
失意のシーズンになったがMF太田修、MF平戸などの主力は流出する可能性が高い。激動のオフになる可能性も高いが最大のニュースは青森山田高の黒田監督の就任になる。高校サッカー界の名将を招聘したのは大サプライズだった。ヘッドコーチも前・鳥栖の金明輝氏の就任が濃厚となった。パワハラ問題で監督の座を退いた指導者の招聘なので否定的な意見は多い。いずれにしても異色のタッグとなる。