▽ 2022年9月1日(木)の時点での評価▽ 横浜FCならびに新潟の選手は対象外。▽ 期限付き移籍中の選手も対象外。
10位 : FW 木下康介 (水戸ホーリーホック) 1994年10月3日生まれ 190センチ/85キロ→ 横浜FCの下部組織出身。高校を卒業した後、欧州に渡ってドイツ・スウェーデン・ベルギー・ノルウェーでプレーした。2021年の夏に浦和に移籍するとJ1で3試合のみ。力を出せずに水戸に完全移籍となったがJ2で覚醒。30試合で11ゴールを挙げている。高さよりもリーチの長さや長いストライドを生かしてゴールを奪うことが出来る。ストライカー特有のメンタリティーを持っており、ゴールに対する意識が強い点も魅力と言える。スウェーデンの国内リーグ(ハルムスタッズ)で2桁ゴールを記録した実績を持っている。
9位 : MF 河原創 (ロアッソ熊本) 1998年3月13日生まれ 169センチ/65キロ→ 昇格1年目ながらJ2で5位とプレーオフ圏内に位置する熊本の攻守の舵取り役を担う大卒3年目のボランチ。1ボランチを任されるケースが多くなっているが豊富な運動量とポジショニングの良さをいかんなく発揮して相手の攻撃の芽を摘むとともに攻撃の基点にもなる。J2初挑戦ながら「J2を代表するボランチになった。」と言える。右足のキックの精度も高くて熊本ではプレイスキッカーを担当。33試合で1ゴール8アシストと結果を残している。169センチなのでサイズには恵まれていないがJ1クラスの実力を持っている。
8位 : MF 柴山昌也 (大宮アルディージャ) 2002年7月2日生まれ 161センチ/59キロ→ 「大宮のメッシ」と言われる左利きのドリブラー。2021年は高卒1年目ながら31試合で1ゴール3アシストと活躍したが2年目の今シーズンはレギュラーに定着して25試合で2ゴール6アシストを記録している。チームは残留争いに巻き込まれているが打開力は目立っており、「J2屈指の打開力を持ったアタッカー」と言える。2022年の5月にはU-21日本代表にも召集されている。局面をガラッと変えることが出来る左利きのアタッカーはオフの移籍市場で人気を集めやすいのでたくさんのJ1のクラブが興味を持つと考えられる。
7位 : DF 半田陸 (モンテディオ山形) 2002年1月1日生まれ 176センチ/63キロ→ 「ミスター・モンテディオ」と言われたMF秋葉と並んで山形ユースが生んだ最高傑作と言われるU-21日本代表の右SB。高校時代から年代別代表の常連として活躍してきた。2021年に定位置を確保すると37試合で3ゴール5アシストと活躍した。高い身体能力と精神的な強さが武器となる。年代別代表ではキャプテンも務めた。課題だった攻撃面もレベルアップしており、フル代表入りが狙えるところまでたどり着いた。J1ではなくて欧州のクラブへの移籍を果たす可能性もある。パリ世代を代表する右SB/WBの1人になった。
6位 : MF 杉山直宏 (ロアッソ熊本) 1998年9月7日生まれ 176センチ/69キロ→ 福岡U-15出身で高校年代は大津高でプレーした左利きのドリブラー。熊本では主に「3トップの右」で起用されているが大卒1年目だった2021年はJ3で28試合に出場して5ゴール3アシスト、今シーズンはJ2で33試合で6ゴール3アシストと活躍している。華麗なドリブルからチャンスを演出することが出来るが左足のキックの精度も高い。すでに触れたとおりで「打開力のある左利きのアタッカー」はどのクラブも欲しい。MF柴山(大宮)とともに人気を集める可能性は高い。移籍先で左SBにコンバートされる可能性もある。
5位 : DF 橋本健人 (レノファ山口) 1999年12月8日生まれ 172センチ/62キロ→ こちらも横浜FCの下部組織出身となる。大卒1年目ながら山口の左SBのレギュラーを獲得して26試合で2ゴール1アシストを挙げている。7月10日(日)の試合を最後にベンチ外が続いたので「夏に他クラブに移籍するのでは?」と言われたが、結局、夏の移籍はなかった。公表はされていないが怪我をしていると考えられる。大学時代から特別指定選手としてJ2で計18試合に出場しているが持ち味は攻撃力になる。自ら仕掛けてチャンスを演出することが出来る。J2でプレーする左SBの中で「将来性は屈指」と言える。
4位 : MF 平戸太貴 (町田ゼルビア) 1997年4月18日 177センチ/68キロ→ 3年連続でJ2で安定した成績を残しているJ2屈指のアタッカー。今シーズンも29試合で9ゴール8アシストと結果を残している。打開力はそこまで高くないが正確無比な右足でチャンスを演出することが出来る。また、運動量も豊富で献身性もあるので「移籍を選択してチームの歯車の1つになった場合でも貢献できる選手」と言える。J2でこれだけの結果を残しているので「J2に居続けてはいけない選手になった。」と言える。プレイスキッカーとしては国内屈指。鹿島から町田に移籍したがすっかり町田の顔になった。
3位 : DF 西久保駿介 (ジェフ千葉) 2003年7月30日生まれ 178センチ/66キロ→ 三菱養和SCユース出身。高卒1年目ながらJ2で21試合に出場するなど即戦力として活躍している。U-19日本代表にも選出されており、「日本期待の右SB」と言える。178センチなので日本人のSBとしてはサイズもある。空中戦を得意にしており、ヘディングが武器となる。また、距離の出るロングスローや鋭い右足のクロスも特徴に挙げられる。まだまだノビシロがありそうなところも大きな魅力と言える。パリ五輪代表チームの右SBはDF半田、DF畑大雅、DF中村拓など人材は豊富ではあるが主力候補に急浮上した。
2位 : DF 馬場晴也 (東京ヴェルディ) 2001年10月24日生まれ 181センチ/76キロ→ 夏に行われたU-23アジア杯のときにU-21日本代表の最終ラインの中心になった東京Vユース出身のCB。181センチというのは現代のCBとしては小柄な部類に入るがフィード力が高くてクレバー。後方から組み立てていくサッカーに適した選手と言える。昨今のJリーグで必要とされるタイプのCBと言えるのでオフの移籍市場で人気を集めるのは間違いない。各年代の日本代表を経験してきたがボランチとして大成する可能性もある。2020年は3試合、2021年は13試合のみ。高卒3年目の2022年は飛躍の1年になった。
1位 : MF 山田康太 (モンテディオ山形) 1999年7月10日生まれ 175センチ/68キロ→ 横浜FMユース出身で「プリンス」と呼ばれた万能型のMF。2021年は42試合で8ゴール6アシスト。J2でベストイレブン級の活躍を見せたがレンタル元の横浜FMには戻らずに山形への完全移籍を選択した。これはサプライズだった。完全移籍となった2022年は27試合で5ゴール3アシストを記録している。テクニックがあって運動量も多くて得点力も高い。2列目だけでなくボランチとしても有望な選手と言える。昨オフもたくさんのクラブが興味を示したが山形がJ1昇格を逃した場合は今オフもその去就が大いに注目される。
・ 2022/09/02 【J2限定】 「今オフ、J1のクラブが獲得できたら美味しい。」と思えるJリーガー (21位~30位)
・ 2022/09/02 【J2限定】 「今オフ、J1のクラブが獲得できたら美味しい。」と思えるJリーガー (11位~20位)
・ 2022/09/03 【J2限定】 「今オフ、J1のクラブが獲得できたら美味しい。」と思えるJリーガー (1位~10位)
▼ 最新の動画 (2022年8月5日 up済)
★ 現在の投票数 → 47票
→ 最大で30人まで投票することができます。
→ 「コメント」のところは何も書かなくてもOKです。(投票可能です。)
関連エントリー
2021/09/21 【J2限定】 「今オフ、J1のクラブが獲得できたら美味しい。」と思えるJリーガー (21位~30位)
2021/09/21 【J2限定】 「今オフ、J1のクラブが獲得できたら美味しい。」と思えるJリーガー (11位~20位)
2021/09/22 【J2限定】 「今オフ、J1のクラブが獲得できたら美味しい。」と思えるJリーガー (01位~10位)
2022/01/31 【J2編】 今オフの戦力補強の最終評価 ~18:栃木SC、19:甲府、20:群馬、21:徳島、22:山口~
2022/01/31 【J2編】 今オフの戦力補強の最終評価 ~13:金沢、14:大宮、15:東京V、16:FC琉球、17:秋田~
2022/02/01 【J2編】 今オフの戦力補強の最終評価 ~7:仙台、8:山形、9:千葉、10:熊本、11:岩手、12:大分~
2022/02/01 【J2編】 今オフの戦力補強の最終評価 ~1:長崎、2:岡山、3:横浜FC、4:町田、5:新潟、6:水戸~
2022/09/01 【J3編】 「今オフ、J2に個人昇格する選手」は誰だろうか? (GK編/SB編/CB編)
2022/09/01 【J3編】 「今オフ、J2に個人昇格する選手」は誰だろうか? (ボランチ編/アタッカー編/フォワード編)
2022/08/08 【エントリー一覧】 2022年シーズンのいろいろ
- 関連記事
-