▽ 2022年9月1日(木)の時点での評価▽ 横浜FCならびに新潟の選手は対象外。▽ 期限付き移籍中の選手も対象外。
20位 : FW 佐藤凌我 (東京ヴェルディ) 1999年2月20日生まれ 178センチ/65キロ→ 2021年は大卒1年目ながら42試合で13ゴール。2年目の今シーズンも30試合で10ゴール。2年連続で2桁ゴールをクリアした。2年間で計23ゴールを奪っているがシュート技術が高くてポジショニングに優れた選手である。得点パターンも豊富でオールラウンダーなストライカーと言える。「それ以外のプレー」はそこまで得意ではなかったが経験を積んでポストプレーの技術も向上している。心配されるのはJ1レベルで考えると突出した武器が無い点。カテゴリーが上がって苦戦しやすいタイプのフォワードと言える。
19位 : MF 長谷川元希 (ヴァンフォーレ甲府) 1998年12月10日生まれ 177センチ/70キロ→ 大卒1年目の2021年は36試合で7ゴール6アシスト、甲府に残留した今シーズンは31試合で8ゴール3アシストを記録している。甲府の攻撃の中心として活躍しているが特に今シーズンの序盤戦の活躍はインパクト大だった。最大の武器は右足になる。正確な右足を武器にゴールを奪うだけでなく味方のチャンスをお膳立てするプレーも得意にしている。2年連続でJ2で結果を残しているので少なくない数のJ1のクラブがオフに興味を示すのは確実と言える。右利きになるが右足のアウトサイドのキックを得意にしている。
18位 : DF 加藤聖 (V・ファーレン長崎) 2001年9月16日生まれ 171センチ/64キロ→ U-21日本代表として6月に行われたU-23アジア杯に出場した左利きの左SB。精度の高い左足のキックはJFAアカデミー福島でプレーしていた頃から有名だった。定期的に年代別代表に召集されており、世代有数の左SBと言える。ピンポイントクロスは武器となる。左SBの人材は不足していることを考えると「多くのクラブが関心を寄せる。」と思われる。同僚のFW植中(長崎)はJFAアカデミー福島のときも同じチームでプレーした。「五輪代表に召集され続けること」が当面の目標になるだろう。神戸U-12出身になる。
17位 : DF 江川湧清 (V・ファーレン長崎) 2000年10月24日生まれ 175センチ/67キロ→ 長崎U-18出身。高卒4年目ながら最終ラインの中心として活躍している。高校時代から注目を集める選手だったが「長崎の下部組織が生んだ最高傑作」と言われている。175センチなのでCBとしては相当なアンダーサイズになるが跳躍力があって対人能力は相当に高い。左利きでキックが安定している点も魅力と言えるが「175センチの身長でJ1のCBとしてやっていけるのか?」はまだ分からない。左SBとしても可能性を秘めているので「左SBへのコンバート前提」で獲得に動くJ1のクラブもいくつか出てくると考えられる。
16位 : MF カイオ・セザール (V・ファーレン長崎) 1995年7月27日生まれ 193センチ/76キロ→ 今シーズンはチームのキャプテンを務めており、背番号も10番になった。チームの中心として活躍することが期待されたが2020年や2021年と比べるとはるかに低調。大型補強を敢行して「優勝候補の筆頭」に挙げられながら33節を終えた時点で8位と苦しむ長崎を救う活躍は出来ていないが193センチという破格のサイズを持っており、リーチの長さや運動量も武器となる。ポテンシャルはJ2のボランチの中ではトップクラスと言える。2020年は40試合で6ゴール、2021年は40試合で4ゴールを記録するなど得点力も高い。
15位 : MF フォギーニョ (ベガルタ仙台) 1992年6月15日生まれ 180センチ/75キロ→ 長い髭がトレードマークとなる180センチのボランチ。2021年の3月に仙台に加入。初年度はJ1でそこまでのインパクトを残せなかったがJ2所属となった2022年は主にMF中島元とWボランチを組んで躍動。33試合で62ゴールとJ2最多の得点数を誇る仙台の攻撃的なサッカーを支えている。「万能型のボランチ」と言える。攻守両面でチームに貢献することが出来る。28試合で4ゴールを挙げているので得点力も高い。サイズもあるので最終ラインの前でフィルター役になれるのもチームにとっては大きなプラスと言える。
14位 : FW 沼田駿也 (レノファ山口) 1999年4月19日生まれ 173センチ/67キロ→ 関西大から山口に加入した大卒1年目のアタッカー。32試合で6ゴール3アシストを記録するなど攻撃の中心として活躍している。「3トップの左」でプレーする機会が多くなっているが同サイドでプレーする同じ大卒1年目のDF橋本健との関係性は良好。左サイドからの攻撃は山口の大きな武器になっている。スピードがあって思い切りのいいプレーが魅力となる。「ノビシロ」がありそうなところもセールスポイントになるだろう。ポジション的にもプレースタイル的にもFW古橋(セルティック)はいいお手本になるだろう。
13位 : FW エジガル・ジュニオ (V・ファーレン長崎) 1991年5月6日生まれ 174センチ/72キロ→ 2019年にJ1の横浜FMで16試合に出場して11ゴールを挙げたブラジル人の点取り屋。この年の横浜FMのリーグ制覇に大きく貢献した。2020年の途中に長崎に移籍したが2021年は32試合で15ゴール、2022年は30試合で10ゴールを記録。2年連続で2桁ゴールを記録している。シュート技術の高さはJリーグ屈指。ポジショニングの良さや駆け引きの上手さも高評価されている。ボールをキープして時間を作ることも出来る選手なので「主戦場がJ2になっているのは不思議」と言える選手である。ブラジル時代も活躍した。
12位 : GK ホセ・アウレリオ・スアレス (徳島ヴォルティス) 1995年12月18日生まれ 187センチ/85キロ→ バルセロナの下部組織で育ったスペイン出身のキーパー。今シーズンがJリーグ初挑戦となるが降格1年目の徳島の守護神として活躍中。流出したGK上福元(→京都)の存在を忘れさせるほどのプレーを見せている。徳島は33試合で8勝5敗20分け。異常なペースでドローゲームを積み上げているが33試合で26失点のみ。総失点がリーグ最少なのはGKホセ・アウレリオ・スアレスの力によるところが大きい。驚異的なセーブで何度もピンチを防いできた。足元の技術もまずまず高いので「J2で屈指のキーパー」と言える。
11位 : FW 高橋利樹 (ロアッソ熊本) 1998年1月20日生まれ 182センチ/76キロ→ 5位と好調の熊本のエースストライカー。初挑戦となるJ2で33試合に出場して11ゴールを挙げている。大卒1年目の2020年はJ3で9ゴール、2021年もJ3で8ゴールを挙げており、プロ入り後は3年連続で結果を残している。ゴール前でダイナミックなプレーが出来るが182センチとサイズに恵まれているにもかかわらず、運動量が多くて献身的。味方のためにプレーすることが出来る。こういうタイプのフォワードはカテゴリーが上がっても重宝される可能性は高い。熊本はCF系の選手を育てるのは上手なクラブと言える。
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