■ J1は週末に27節J1は週末に27節が行われる。ACL・台風・コロナの影響で各チームの消化試合数は微妙に異なるが週末の試合が無事に終了すると鹿島・広島・柏・清水などは残り7試合となる。終盤戦に突入しているが目の離せない展開になっているのは残留争いになる。優勝争いもここに来て横浜FMが失速しているので2位以下との差が縮まってきたが残留争いは「過去イチ」と言えるほど熾烈だった2018年に匹敵する面白さである。
8月25日(木)の時点では「10位の名古屋まではほぼ大丈夫」と言える。名古屋もずっと残留争いに巻き込まれていたがここ4試合は2勝2分けと負けなし。勝ち点「8」を獲得した。夏の移籍市場で獲得したFW永井謙とMF重廣がすぐにフィットして大きな戦力になっているのは大きい。11位の清水との差は「5」。10位と11位の間に大きな差が付いている。「残留争いに巻き込まれているのは清水以下の8チーム」と言える。
下位8チームの中で残留争いから抜け出す可能性があるのは11位の清水だろう。こちらもここ4試合は2勝2分けと負けなし。つい先日までは降格圏に位置したが脱出に成功した。16位の神戸との差は「4」なのでまだ安心はできないが大爆発中のFWチアゴ・サンタナを中心とした攻撃陣は迫力がある。同じように夏の移籍市場で獲得したMF乾、MFヤゴ・ピカチュウ、FW北川航の3人が早くも戦力になっているのは大きい。