※ 2022年8月19日(金)時点
ガンバ大阪 ・・・ A+
→ 25節を終えた時点で17位。降格圏に位置する。清水との「シックス・ポイント・マッチ」を落として8月16日(火)に片野坂監督は契約解除となった。代わって松田浩監督が就任したが残りは10試合。「2度目のJ2降格」は何としてでも避けなければいけない。栃木SCなどいろいろなクラブで監督を務めた松田浩監督はオーソドックスなサッカーをするタイプの指導者になるが「4-2-2-2」を採用する可能性は高い。
「片野坂監督のサッカーに適した選手が少なかった。」というのは今シーズンのG大阪の大きな問題点と言える。獲得に乗り出したDF三竿雄(大分)、MF樋口雄(鳥栖→鹿島)、DFエドゥアルド(鳥栖→G大阪)などにことごとくフラれたのは痛かった。かつてほどのブランド力は無くなっており、有力選手を獲得できないというのはフロントだけの責任ではない。ここ5年ほどでクラブの地盤沈下は急速に進行している。
なりふり構っていられない状況ということもあってフロントは積極的な動きを見せた。元・日本代表のFW鈴木武蔵(ベールスホット)、MF食野亮(GDエストリル)、MF山本理(東京V)、MFファン・アラーノ(鹿島)を獲得した。夏の移籍市場でこれだけの数の有力選手を獲得するチームは過去を振り返ってみてもほとんどなかった。夏の移籍市場に限定すると「Jリーグ史上最高のクラスの大型補強を敢行した。」と言える。