清水エスパルス→ 22節を終えた時点で4勝10敗8分けで勝ち点「20」。17位と降格圏に位置する。「2度目のJ2降格」の危機を迎えているがゼ・リカルド監督になってからは6試合で2勝3敗1分けとまずまず。雰囲気は良くなっているが夏の移籍市場で積極的な動きを見せた。降格回避に向けてフロントはアグレッシブに動いたがMF乾(元・C大阪)、FW北川航(ラピード・ウィーン)、MFヤーゴ・ピカチュウ(フォルタレーザ)を獲得した。
さらにMFブルーノ・ロペス(パルメイラス)も獲得候補に浮上したが続報は流れていない。現時点では彼を獲得する可能性は低いがいずれにしてもなりふり構っていられない状況である。特に攻撃陣の補強を進めているがFW鈴木唯ならびにMF西澤健が怪我をして長期離脱したことは大いに関係していると思われる。順調に回復したとしてもFW鈴木唯は28節あたり、MF西澤健は33節あたりが復帰時期となる。
新戦力にかかる期待は大きいが注目が集まるのは当然のことながら元・日本代表のMF乾になる。大暴れをしてC大阪との契約は解除となったがそれでも今シーズンは5試合に出場して3ゴール1アシストと結果を残している。最後にプレーしたのは4月5日(火)なのでブランクの影響は心配されるが救世主になることが期待される。本来の左サイドハーフで起用されるのは確実。守備の部分での貢献も期待される。