ガンバ大阪→ 22節を終えた時点で5勝11敗6分けで勝ち点「21」。入替戦圏内となる16位に位置するG大阪は「2度目のJ2降格」の危機を迎えている。ここ9試合の成績は1勝7敗1分けと苦しんでいるが夏の移籍市場で積極的な動きを見せている。夏の移籍市場に限定すると「クラブ史上最高」と言えるほどの大型補強に成功した。FW鈴木武蔵(ベールスホットVA)、MF食野亮(GDエストリル)、MF山本理(東京V)の獲得に成功した。
FW鈴木武蔵とMF食野亮の2人は7月17日(日)に行われた22節の大阪ダービーでデビューを飾った。ともにまずまずのプレーを見せたがフォワード陣のゴールが極めて少ないことを考えると元・日本代表のFW鈴木武蔵にかかる期待は大きい。チーム内得点王が3ゴールのMF小野瀬とMFダワンというのはいくら何でも苦しい。22試合で22得点と得点力不足に苦しんでいるのでFW鈴木武蔵にはゴール量産の期待がかかる。
U-21日本代表の中心選手であるMF山本理の獲得はサプライズだった。ここ最近はMFダワンとMF齊藤未のWボランチが基本。22歳のMF奧野に対する片野坂監督の評価も高いが3人とも運動量やボール奪取力がウリとなる選手である。ゲームを作ることが出来るボランチが必要だったので打ってつけの選手と言える。左利きのパサーがいるとボール回しはかなりスムーズになる。今後のG大阪のキーパーソンと言える。