■ 22節が終了。残りは12試合。J1は22節が終了した。E-1 サッカー選手権が行われるのでJ1は中断期間に突入したが残留争いは稀に見る大混戦になっている。しかも、残留争いに巻き込まれているチームの顔触れが過去最高レベルで豪華である。ドロー地獄にはまった浦和は8位まで浮上。勝ち点「29」となったので残留争いが抜け出したが名古屋・札幌・神戸・G大阪・清水・磐田などが巻き込まれている。目の離せない展開になっている。
8位の浦和が勝ち点「29」、9位の鳥栖が勝ち点「28」となる。9位の鳥栖と17位の清水の差は「8」。開幕ダッシュに成功した鳥栖はサプライズを起こしているがここ9試合は2勝4敗3分け。「8差」となると安全圏ではない。鳥栖は23節が清水戦(A)、その次の24節が磐田戦(H)になる。自動降格圏に沈んでいる下位2チームとの直接対決が待っており、「0勝1敗1分けだと完全に残留争いに巻き込まれる。」と言える。
今シーズンは前評判が高くなかった柏や京都や鳥栖が奮闘。湘南も最近は負けなしが続いている。湘南はここ9試合で5勝1敗3分け。16節でC大阪に敗れたのみ。湘南が一気に勝ち点を積み上げて降格圏を脱出したことが残留争いをさらに面白くした。また、2度の監督交代を実施した神戸が吉田孝行監督になって蘇ったことも混戦具合に拍車をかけている。吉田孝行監督になってからは4試合で3勝1分けとなる。