41人目 : DF 太田宏介 (パース・グローリーFC→町田ゼルビア) ・・・ A+
→ 説明無用の元・日本代表。FC東京時代の2014年と2015年に2年連続でベストイレブンに選ばれた。高精度の左足が何よりの武器となる。2019年の夏に名古屋に完全移籍して2020年12月にオーストラリアのパース・グローリーに移籍。現地で出場機会を得ていたが電撃移籍となった。町田市出身。中学時代はFC町田(町田Jrユース)でプレーしているので「中学時代以来の古巣復帰」となる。DF翁長とDF奥山はともに右利き。左利きの左SBはいなかったのでいい補強と言える。チームの認知度アップにも貢献するだろう。
42人目 : DF 岡庭愁人 (FC東京→大宮アルディージャ) ・・・ C+
→ 「オカニー」の愛称を持つ右SB。FC東京U-18出身で高校時代は年代別代表にも選ばれている。高校1年生の時からプレミアリーグEASTなどで活躍する名前の知られた選手だったがトップ昇格は果たせず。明治大に進学してFC東京に戻ってきた。今シーズンがプロ1年目だったがSBの層が極めて厚いチームなので出番はほとんどなかった。大宮への育成型期限付き移籍となった。オフにDF馬渡が抜けた大宮は右SBが弱点だったがここ最近は高卒ルーキーのDF貫が起用されている。当面は18歳のDF貫との争いになる。
43人目 : DF 喜岡佳太 (長野パルセイロ→モンテディオ山形) ・・・ B+
→ 大卒3年目のCB。182センチなので現代のCBとしては標準的なサイズになるがフィジカルが強くて当たり負けすることはほとんどない。プロ1年目の2020年は16試合だったが2021年は25試合、2022年はここまで全17試合に出場するなど長野の最終ラインを支えてきた。J3では有数のCBと言えたがこのタイミングで個人昇格となった。先の鳥取戦(A)の試合後に涙を流していたので「移籍があるかも?」と察していたサポーターは多かったようだ。ほぼ不動のレギュラーであるDF野田裕ならびにDF山崎浩との競争になる。
44人目 : FW ルイス・フェリッピ (OFIクレタ→FC東京) ・・・ A-
→ ポルトガルでプレーする機会が多かったブラジル人のストライカー。188センチなのでサイズに恵まれている。動画を見る限りではボックス内で仕事のできるストライカーである。高さを生かしたヘディングだけでなく右足のシュートも精度が高い。典型的なストライカーと言える。CF以外のポジションでプレーするのは難しいと思われるがどういう起用法になるのか?は注目点になる。FW永井謙(→名古屋)が抜けたが、当然、フォワードとしてのタイプは大きく異なる。スポルティングが保有権を持っていると思われる。
45人目 : FW 栗原イブラヒムジュニア (清水エスパルス→福島ユナイテッド) ・・・ C+
→ 「ジュニア」の愛称で親しまれている191センチの大型フォワード。三菱養和SCユースのときは年代別代表でもプレーした。MF中村敬の1学年後輩。父親がガーナ人、母親が日本人となる。今シーズンはJ1で2試合のみ。元・日本代表のFW北川航が加入した清水を離れることになったが3年連続で3度目の期限付き移籍となる。2020年はJ3の沼津で7試合、2021年はJFLの鈴鹿で1試合のみ。J3の福島でも結果を残せないようだと片道切符になる可能性もある。「大器晩成型のストライカー」だと思うが勝負の半年になるだろう。
46人目 : DF 吉田朋恭 (モンテディオ山形→栃木SC) ・・・ B-
→ 2020年にJ3の福島で活躍した左SB/WB。初年度はJ3で34試合に出場した。2021年の3月に山形に電撃移籍したが山形での出番は限られた。2021年は18試合、2022年はここまで5試合。スタメンは2021年が3回、2022年は4回なので長時間プレーする機会は少なかった。171センチなので背は高くないがヘディングが得意。左WBでの起用が予想されるがゴール前に顔を出して決定機に絡める選手なので4バックの山形よりも3バックの栃木SCの方が良さは出しやすい。また、「3バックの左」でもテストされるだろう。
47人目 : MF 大森博 (徳島ヴォルティス→福島ユナイテッド) ・・・ C-
→ 修徳高出身で高卒2年目。2022年のルヴァン杯で出場機会を得ているがリーグ戦での出場はゼロ。出番はほぼ無かった。188センチとサイズに恵まれているが主戦場はボランチ。足元の技術も高く評価されている。育成型期限付き移籍となるが3バックを採用する福島なので「3バックの右」や「3バックの左」で試される可能性は高い。元・名古屋で189センチのDF大武を除くと背の高いCBがいないチーム構成なのでCBで開花する可能性はある。MF諸岡、MF上畑、MF粟野、MF柴圭汰のいるボランチの競争は激しい。
48人目 : FW サダム・スレイ (FCプリシュティナ→FC琉球) ・・・ C+
→ 最下位のFC琉球は降格回避のために 積極的な動きを見せているが夏に獲得した外国人選手は早くも3人目となる。FWサダム・スレイはガーナ出身。191センチの大型ストライカーである。動画を見る限りではリーチが長くてキープ力はある。やや細身の体型なので力強さはあまり感じられなかった。ガーナ出身のJリーガーというのは非常に珍しくて「Jリーグの公式サイトで出身地がガーナ」となっているのはMFエマヌエル・オッティ(仙台)、MFナザ(湘南)、MFベンソン(市原)の3人のみ。MFベンソンは主力だった。
49人目 : DF 田邉秀斗 (川崎フロンターレ→ジェフ千葉) ・・・ B-
→ 静岡学園高出身で攻撃型の右SB。2年生のときに冬の高校選手権を制覇した。年代別代表にも召集されたがプロ入り後はやや苦戦中。同ポジションに日本代表のDF山根視がいるので出番はほとんどなかった。川崎FはACLも天皇杯も敗退したので残ったのはリーグ戦とルヴァン杯のみ。このタイミングでの移籍は賢明な選択と言える。最大の武器は突出したスピードになる。また、180センチとSBとしてはサイズがあるのも武器となる。千葉には高卒ルーキーのDF西久保がいるので彼とのポジション争いになるだろう。
50人目 : GK 守田達弥 (サガン鳥栖→柏レイソル) ・・・ B+
→ 正キーパーだったGKキム・スンギュが電撃移籍した後、U-21日本代表のGK佐々木が頑張っている。降格圏のチームとの差は大きくて余裕のある状況になったことを考えると「出来る限り、GK佐々木を使って経験を積ませたい。」と言えるがそうはいってもキーパーの頭数は必要である。経験が豊富で、かつ、総合力ではGK佐々木と比べても見劣りしないGK守田を獲得できたのは大きい。GK守田が正キーパーに定着しても何ら不思議はない。鳥栖にはGK朴一圭がいるのでJ1での出場機会は今シーズンは無かった。
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