■ 21節を終えた時点では9勝8敗4分けオフに柏からMFクリスティアーノを獲得するなど大型補強を敢行した長崎は「昇格候補の筆頭」と言われながら波に乗り切れないシーズンになっている。折り返し地点となる21節を終えた時点では9勝8敗4分けで勝ち点「31」。2位の仙台との差は「9」だった。6月12日(日)に松田浩監督が退任してファビオ・カリーレ監督の就任が決定したが原田武男氏が指揮を執った22節の群馬戦(H)は勝利。初の3連勝を達成した。
松田浩監督は2連勝してチームを去った。J2の4位以下は大混戦なので3連勝して一気に順位を上げてきた。5位まで浮上したが3連勝の相手は栃木SC・FC琉球・群馬になる。いずれも残留争いに巻き込まれているチームなので3連勝とは言っても「上昇気流に乗った。」とは言えないが自動昇格を果たすためには大型連勝が必要。次は秋田戦(H)、その次は甲府戦(A)になるが連勝記録はどこまで続くだろうか?
3強(仙台・横浜FC・新潟)との差を少しでも縮めて7月を迎えたいが夏の移籍市場で加入が噂されているのは元ブラジル代表のFWジョーになる。2018年に名古屋でゴールを量産して32試合で24ゴール。J1の得点王に輝いたが2019年は不振を極めて32試合で6ゴールだった。2020年は出場機会なし。開幕前のキャンプに参加せず。無断でブラジルに帰国してコリンチャンスと契約したことが大きな騒動に発展した。