■ カタールW杯は11月21日に開幕カタールW杯は11月21日に開幕するのでちょうど半年前となった。通常であれば半年前あたりに組み合わせ抽選会が行われて本番ムードが一気に高まるが冬開催となるカタールW杯はかなりイレギュラーである。Jリーグはシーズン終了後、欧州リーグはシーズンの真っ只中に行われる異例のW杯になるがカタールW杯を担当する審判員・129名が選出された。日本からは女性主審の山下良美氏が選ばれた。
「女性主審が男子のW杯を担当するのは史上初めて」となる。他に女性はフランスのステファニー・フラッパール氏、ルワンダのサリマ・ムカンサンガ氏が選出されている。近年はサッカーに限らず、どの競技も女性審判の台頭が目覚ましい。山下主審は2021年に女性として初めてJリーグの試合を担当してこれまでに計10試合で笛を吹いている。「山下主審がJ3の試合を担当する。」というのは珍しい話ではなくなった。
山下主審が担当した試合も何度か観ているが2021年6月6日に行われた讃岐 vs 鹿児島の試合が印象に残っている。この時は鹿児島のMF酒本が相手にヘッドバットをして一発レッドで退場になるなどかなり揉めた。この試合はうまく選手たちの感情をコントロールできなかったが山下主審の誤審などで試合が荒れたわけではなかった。「なぜ、MF酒本があんなことをしたのか意味不明」という試合だった。
2021/06/13 【Jリーグ】 MF酒本憲幸が一発レッド。荒れた(?)展開になった試合 (鹿児島ユナイテッド vs カマタマーレ讃岐)