■ J1は9節が終了J1は9節が終了した。ACLに出場する4チーム(川崎F・横浜FM・神戸・浦和)は10試合を消化しているのでこの4チームだけ消化試合が1つ多くなるが何だかんだで6勝2敗2分けの川崎Fが首位を走っている。2試合目(=9節)の横浜FM戦(A)の2対4、8試合目(=6節)のC大阪戦(H)の1対4の大敗は衝撃的だった。「今年の川崎Fは大丈夫なのか・・・。」という空気は流れているがそれでも簡単には勝ち点を取りこぼさない。
川崎Fが首位を走っているが、先のとおり、消化試合数が異なるので「現状は2位の鹿島が隠れ首位」と言える。鹿島は6勝2敗1分けで勝ち点「19」。川崎Fとの差はわずか「1」のみとなる。2節の川崎Fとの直接対決はホームで0対2で敗れたがそれ以外で敗れたのは8節の横浜FM戦(H)のみ。優勝争いのライバルになるだろう川崎Fならびに横浜FMにホームで完敗したのは気になるが開幕から安定した戦いを続けている。
3位の横浜FMは序盤に怪我人が続出した。2月に入ってから守備の要であるDFチアゴ・マルチンスが流出した影響はかなり大きいがそれでも5勝2敗3分けで勝ち点「18」。3位に位置する。4位の柏、5位の京都、6位のFC東京、7位のC大阪なども奮闘しているが「普通に考えると川崎Fあるいは鹿島あるいは横浜FMのいずれかが2022年のJ1を制覇する。」と言える。それ以外のチームが優勝することは現状は考えにくい。