■ J2の第9節J2の第9節。0勝5敗3分けで勝ち点「3」の大宮アルディージャはホームのNACK5スタジアムでヴァンフォーレ甲府と対戦した。J2の22クラブの中で唯一となる未勝利の大宮の陰に隠れる形になっているが甲府も20位と低迷しており、ここまで1勝のみ。3節の長崎戦(A)で勝利した後、5試合勝ちなし中。ここ5試合の成績は0勝3敗2分けとなる。大宮の霜田監督だけでなく甲府の吉田達磨監督のクビも危うくなってきた。
ホームの大宮は「4-1-2-3」。GK南。DF茂木力、新里亮、西村慧、小野雅。MF大山啓、三門、矢島慎。FW高田、河田、柴山。勝てていないこともあってメンバーは定まらず。この日もスタメンを相当に入れ替えてきた。怪我で長期離脱となったGK上田智の代役として緊急補強したGK志村(北九州)はひとまずベンチスタート。「3トップの右」には大怪我からの復活を目指す20歳のドリブラーのFW高田が起用された。
対するアウェイの甲府は「3-4-2-1」。GK河田。DF野澤陸、浦上、北谷。MF林田、山田陸、関口正、須貝、鳥海芳、長谷川元希。FWウィリアン・リラ。関東学院大出身の大卒ルーキーのMF林田はJリーグ初スタメンとなった。シャドーの一角は大卒2年目のMF鳥海芳が3試合連続スタメンとなった。エースに成長した大卒2年目のMF長谷川元希はここまで8試合で4ゴール。J2の得点王争いに絡むなど孤軍奮闘している。