■ 7大会連続のW杯出場を果たした日本代表カタールW杯の組み合わせ抽選会が4月1日(金)に行われたが7大会連続のW杯出場を果たした日本代表はスペイン・ドイツと同組になることが確定。もう1つは大陸間プレーオフのコスタリカとニュージーランドの勝者と対戦することになった。プレーオフは6月13日 or 14日にいずれもカタールで行われるがコスタリカ vs ニュージーランドの試合は対戦相手が確定する試合なので日本で大きな注目が集まるだろう。
1戦目がドイツ、2戦目がコスタリカ or ニュージーランド、3戦目がスペインとなったが「大国のドイツやスペインとの試合が2戦目にならなかった。」というのはポジティブに考えられる。初戦はどの国も緊張するので力を出し切れないチームは多い。また、ドイツやスペインのような頂点を狙う国がGLの初戦からフルパワーで入ることはあり得ない。徐々にエンジンをかけていくのがサッカー大国のW杯のやり方になる。
GLの3試合の中で2戦目がとにかく大事なので対戦する3か国の中ではどう考えても最も勝ち点を計算しやすいコスタリカ or ニュージーランドが2戦目の相手になったのは良かった。もちろん、相手方も同じようなことを考えているとは思うが、仮に初戦でドイツに敗れたとしても2戦目で勝ち点「3」を獲得できればリカバーできる。理想は3戦目で対戦するスペインが2連勝して3戦目でメンバーを落とす展開である。
ドイツ vs スペインというのは大会屈指の好カードになるが日本は当事者になってしまったのでいろいろなことを考えながら試合を観ないといけない状況になった。「3戦目のスペイン戦をどういう形で迎えるのか?」が大きな注目点になるが第4ポットの中では戦いやすい相手と言えるコスタリカ or ニュージーランドになったのは良かった。「これよりもさらにしんどい組み合わせになる可能性もあった。」と言える。