■ 「文化シヤッター株式会社」に3月から入社「3年計画の3年目」となる浦和はオフにたくさんの選手が入れ替わった。FW興梠、DF槙野、MF阿部勇、MF宇賀神など功労者がたくさんチームを離れたが若手 or 中堅世代の移籍や退団も多かった。レンタル中だったMF伊藤涼(水戸→新潟)は完全移籍となって同じく期限付き移籍だったMF池高(福島→北九州)も契約満了。同じように期限付き移籍だったGK福島(京都)も契約満了。現役を引退することになった。
GK福島は2月8日(火)に現役を引退して浦和のプレミアムパートナーである「文化シヤッター株式会社」に3月から入社することが発表された。引退と同時に次の所属先が発表されるのは珍しい。「文化シヤッター株式会社」にとっては会社の名前を広める大きなチャンスとなったがJリーガーに限らず、スポーツ選手のセカンドキャリアはたびたび問題になっている。すぐにいい就職先が見つかったのは良かった。
第2の人生での活躍も期待されるが悔いの残るサッカー人生になったのは間違いないところ。プロ入り時に思い描いていたような素晴らしいプロサッカー人生にはならなかったと思われる。もちろん、「新しいスタートを切るこのタイミングでわざわざ言う話ではないのでは?」という意見は少なくないと思うが日本代表の正キーパーになってもおかしくない選手だったと思うので28歳での引退は極めて残念である。