■ 開幕まであと10日ほどJ2の開幕まで10日ほど。開幕が近づいてきたが2022年はW杯イヤーなので例年にも増して過密日程になる。プレーオフ制度も復活して最後はJ1のクラブとJ2のクラブが残りの1枠を賭けて争う形になるが大本命に挙げられるのは長崎になる。100名の平均予想順位は2.82位。その下の2番手評価の大分が4.36位、3番手評価の横浜FCが4.75位なので「長崎が頭1つ抜け出す形になっている。」と言える。
「補強が上手くいった。」と言える。右SBのDF毎熊(→C大阪)、CBのDF新里亮(→大宮)が抜けたがMFカイオ・セザールやFWエジガル・ジュニオなど個人昇格があり得た主力の大半は残留。その上でMFクリスティアーノ(柏)を獲得した。この補強は今オフで最大級の驚きだった。他にもMF奥田晃(水戸)、DF村松航(北九州)、GK笠原(大宮)、DF櫛引(大宮)、DF高橋峻(柏)を獲得するなどバランスのいい補強ができた。
FWイバルボを含めた外国人のビッグネームに注目が集まるが今の長崎の最大の強みは若手世代の有望株がたくさんいる点。2021年の秋に突如ブレイクしたパリ世代のFW植中、ユース出身でCBの定位置を確保したDF江川湧、U-22日本代表にも選ばれている左SBのDF加藤聖、東福岡高のときから注目を集めていたボランチのMF鍬先など。飛び級でトップ昇格を果たした17歳のMF安部大も期待を集めている。