※ 2022年1月19日(水)の夜の時点での評価。
V・ファーレン長崎 ・・・ S-
→ 今オフのJ2の移籍市場で最大のサプライズと言えるのは長崎がMFクリスティアーノ(柏)を獲得したことになる。つい先日、35歳になっており、ピークの時期こそ過ぎているが、2021年もチーム最多の7ゴールを挙げるなどJ1で31試合で7ゴール3アシストと活躍した。柏がJ2だった2019年は39試合で19ゴール18アシストと爆発しているが「10ゴール10アシストは楽にクリアするのではないか?」と思われる。
有力選手を沢山抱えているので草刈り場になる可能性はあったが主力で流出したのは右SBのDF毎熊(C大阪)とCBのDF新里亮(大宮)の2人だけ。CBの左で起用される可能性が高い左利きのDF江川湧やDF二見はCBとしてはサイズに恵まれていないので「高さと強さを持ったDF新里亮が抜けたのは結構な痛手」と言えるがトレードのような形でDF櫛引(大宮)を獲得しており、ダメージを最小限に抑えることが出来た。
「10アシストを記録したDF毎熊の穴をどう埋めるのか?」が最大の注目点になるが右SBのスペシャリストであるDF高橋峻(柏)とDF奥井(清水)を獲得した。さらに北九州時代はほぼCBで起用された171センチのDF村松航(北九州)を右SBにコンバートすることも十分に考えられる。ユーティリティー性が高いDF米田、すでに触れたDF櫛引も右SBでプレー可能。DF毎熊の穴も致命傷にはならないと考えられる。