※ 2022年1月17日(月)の夜の時点での評価。
水戸ホーリーホック ・・・ A-
→ 例年にも増して水戸は慌しいオフになった。今オフも流出は少なくない。エースのFW中山仁(→仙台)、攻撃の中心に成長したMF松崎快(→浦和)、アタッカーのMF奥田晃(→長崎)、正キーパーのGK牲川(→浦和)が流出。途中加入ながら22試合で8ゴールを挙げたU-22日本代表のFW藤尾(→徳島)はレンタル終了、同じく途中加入で20試合で4ゴール2アシストのMF伊藤涼(→新潟)もレンタル終了となった。
FW中山仁、MF松崎快、GK牲川というセンターラインの軸となる選手が抜けたのは当然のことながら痛い。ただ、例年の水戸は主力が流出した後、その穴を完全には埋めきれず。戦力ダウンした状態で開幕を迎えることがほとんどだったが今オフは一味も二味も異なる。FW梅田魁(宮崎)、MF高井(山口)、FW唐山(愛媛FC)、GK山口(レクレアティボ)、MF土肥航(広島)、DF楠本(山口)など有力選手をたくさん獲得した。
他にもMF音泉(富山)、MF椿(北九州)、MF前田椋(宮崎)、FW木下(浦和)などを獲得した。FW唐山、MF土肥航、MF椿という若手の3人は期限付き移籍になるが「流出した分を補う補強が出来た。」と言ってもオーバーではないだろう。オフの移籍市場で人気を集めたと思われるDFタビナス・ジェファーソン、DF大崎航などは契約を更新。FW安藤瑞やMF新里涼もいるので「J2で上位を目指せる戦力になった。」と言える。