※ 2022年1月17日(月)の夜の時点での評価。
ジェフ千葉 ・・・ B+
→ ラスト13試合は8勝5分けと負けなしだった千葉は主力の流出がほぼ無かった。他のJ2のクラブを見渡すとMF松崎快(水戸→浦和)、MF上門(岡山→C大阪)、MF中原輝(山形→C大阪)などインパクトを残したアタッカーは軒並みJ1のクラブに引き抜かれた。42試合で14ゴール5アシストとJ2でベストイレブン級の活躍を見せたMF見木友が残留したのはサプライズであり、千葉にとっては極めて大きな残留となった。
MF見木友の契約更新が今オフの千葉の最大のニュースと言えるがその他の主力もほぼ流出はなかった。一定の出場機会を得ていた選手の中ではFW船山貴(→SC相模原)が契約満了。SBのDF小田(→鹿島)はレンタルバック。「26試合に出場したDF岡野洵(→町田)の移籍が今オフの中では唯一の流出」と言える。FWサウダーニャやDFチャン・ミンギュなども残留。主力のほとんどは今シーズンも千葉でプレーする。
当然のことながら2009年以来のJ1復帰が大いに期待されるが退団や流出が少なかったので新たに獲得した選手もあまり多くない。新卒で高校生を3人獲得したが高卒ルーキーの3人以外ではMF高木俊(C大阪)、MF風間宏矢(FC琉球)、DF秋山陽(仙台)、DF佐々木翔悟(岩手)、DFダニエル・アウベス(パルメイラス)の5人だけ。ブラジルの名SBと同姓同名のDFダニエル・アウベスは19歳。先を見据えた補強と言える。