※ 2022年1月14日(金)の夜の時点。
FC東京 ・・・ A+
→ mixiが経営権を取得したFC東京は積極的な補強を行って戦力アップに成功した。前・新潟のアルベル監督を招聘したがGKヤクブ・スウォビィク(仙台)、FW山下敬(鳥栖)、DF木本(名古屋)、DFエンリケ・トレヴィザン(大分)という他クラブで主力だった選手あるいは評価の高い選手を獲得した。2021年は15勝15敗8分けで9位。期待を裏切るシーズンになったが大型補強に成功して上位進出を目指すシーズンになる。
スペイン出身のアルベル監督を招聘してスタイルは大きく変わると思われる。新潟時代は丁寧にパスをつなぐサッカーを志向した。2021年の新潟のボール支配率は驚異の61.3%。J2で1位だった。一方でFC東京の2021年のボール支配率は46.1%。J1で16位だった。長谷川体制のときは外国人トリオを中心としたカウンターが威力を発揮したがスペイン流のサッカーを取り入れて支配率が大きく高まるのは確実である。
高校サッカー界のスーパースターのMF松木玖(青森山田高)の加入も決まったので楽しみな顔ぶれになったが誤算もいくつかある。「FC東京が獲得することが決定的」と報じたメディアもあるDF三浦弦(G大阪)ならびにMFジョアン・シミッチ(川崎F)との契約はまとまらず。DF三浦弦の代わりとしてDFエンリケ・トレヴィザンの獲得に動いたと思うがMFジョアン・シミッチのような司令塔型のボランチは獲得できていない。