※ 2021年12月28日(火)夜の時点での暫定評価。
6位 : ファジアーノ岡山 ・・・ B+
→ 元・山形の木山監督が就任した岡山は慌しいオフになっている。エースのMF上門(→C大阪)が流出したが大争奪戦に発展したので引き止めるのは難しかった。途中加入ながら14試合で6ゴール3アシストと目覚ましい活躍を見せたMF石毛は何とか引き止めたかったがG大阪への移籍が決定した。アタッカー2人が抜けてしまったがポテンシャルの高さに定評のあるFWチアゴ・アウベス(G大阪)を獲得した。
J1では鳥栖でもG大阪でも力を出し切れなかった。チームにフィットしきれなかったが一発を持った選手である。精度の高い左足を持っているのでカテゴリーが下がるJ2で大爆発する可能性は無きにしも非ずである。最優先補強ポイントのCFはパリ世代のFW川本梨のレンタル延長に成功。U-23韓国代表経験のあるFWハン・イグォン(ソウルイーランドFC)を獲得した。左右両足のパワフルなシュートが武器となる。
途中加入ながら14試合で3ゴールと奮闘した豪州代表のFWミッチェル・デュークが残留するのであればある程度は戦える顔ぶれになるが外国人選手は新しい環境に全く馴染めないケースもある。実績のある日本人のアタッカー or ストライカーをあと1人くらいは確保しておきたい。J2屈指の堅守を誇るが2021年も42試合で40得点のみ。得点力を大幅にアップさせないと上位争いに参加するのは不可能である。