※ 2022年1月14日(金)の夜の時点での評価。
名古屋グランパス ・・・ C-
→ ルヴァン杯を制したがフィッカデンティ監督は契約満了となった。経緯に関してはいろいろと説明されているが「フロントはユース出身者を中心とした若手を使って欲しいと思っているが若手をあまり使わないタイプの監督なのでその点でフロントと監督の間に溝が生まれた。」と推測できる。また、監督側が提示した契約年数や年俸などの条件面をクラブ側が受け入れられなかった点も決裂の理由と考えられる。
いずれにしてもここ2年間はJ1屈指の堅守を武器に安定した成績を残していたので契約満了というのはかなりのサプライズだった。長谷川健太監督の就任が確定したがフィッカデンティ監督と比べると若手をたくさん抜擢するタイプの監督なので若い選手の出番は増えることが予想される。トップ昇格を果たした3人にかかる期待は大きいが特にU-22日本代表のMF甲田は初年度からインパクトを残す可能性がある。
近年の名古屋は下部組織がクラブ史上でもダントツに充実しており、今後、名古屋U18から大学を経由して名古屋に戻ってくる選手がたくさん出てくることが予想される。ユース出身者が一大勢力になる可能性が出てきたが(実際のところはどうだったのか?は分からないが)監督人事でひと悶着あって外野の人間からはクラブ内部がゴタゴタしているように見えたことがマイナスに作用したのか、オフの補強は苦労した。