81人目 : FW 山崎凌吾 (名古屋グランパス→京都サンガ) ・・・ B+
→ 187センチとサイズに恵まれた大型フォワード。走力もあって献身性も評価されている。2020年は26試合で1ゴール3アシスト、2021年は25試合で3ゴール1アシスト。2021年の前半戦はスタメン起用も多かった。FWシュヴィルツォクが加入すると控えに回ったが「J1のクラブの1番手のフォワードとしては物足りないが控えにいると心強い選手」と言える。恩師である曹貴裁監督のいる京都に移籍するがFWシュヴィルツォクがドーピング問題(疑惑)を抱えていることを考えると名古屋としてはキープしておきたかった。
82人目 : MF パウリーニョ (ファジアーノ岡山→松本山雅) ・・・ S-
→ 2010年の夏に栃木SCに加入してからずっとJリーグでプレーしている。2016年の夏から2019年まで松本山雅で活躍した選手なのでJ3降格が決まった松本山雅にとっては久々となるポジティブなニュースである。ボール奪取力はJ1の中でも上位クラス。J3であればスペシャルな存在になる可能性大。日本語も堪能で精神的な支柱になれるのも大きなプラス。心配されるのは稼働率。激しさがウリのプレースタイルなので若い頃から怪我(大怪我を含む。)は多かった。年間で30試合以上に出場したのは日本では2回だけ。
83人目 : FW チアゴ・アウベス (ガンバ大阪→ファジアーノ岡山) ・・・ A-
→ 高精度の左足を持つ魅惑のレフティ。清水・鳥栖・G大阪でプレーしたがどのチームでもハマらず。ただ、試合の流れを大きく変えることが出来るスペシャルな左足を持っている。これまではずっとJ1でプレーしていたのでJ2でプレーするのは初。G大阪時代とは違って岡山では自由にプレーできると思うので存分に良さが発揮される可能性はある。(これまでと同様で全くハマらない可能性もある。)ハイリスク・ハイリターンな補強と言えるがMF上門(→C大阪)の代わりになれる選手が必要な岡山は「攻めの補強」を見せた。
84人目 : MF 柴田壮介 (湘南ベルマーレ→カターレ富山) ・・・ B+
→ 2001年生まれでパリ世代のボランチ。U-17・U-18・U-19・U-20日本代表に選出されている。2020年はJ1で15試合に出場したが2021年は3試合のみ。後輩のMF田中聡やMF平岡大の台頭もあって不本意な1年になった。プレースタイルはユースの先輩であるMF齊藤未(FCルビン・カザン)に似ている。サイズには恵まれていないが高いボール奪取力と運動量を武器に攻守に貢献する。移籍先の富山は「3-1-4-2」が基本なのでインサイドハーフあるいはアンカーで起用されるだろう。J3で試合に出続けて攻撃力を高めたい。
85人目 : DF キム・ミンテ (名古屋グランパス→鹿島アントラーズ) ・・・ A+
→ 夏に札幌から名古屋に期限付き移籍するとDF丸山が離脱して最終ラインが手薄になった名古屋で定位置を確保。素晴らしい活躍を見せた。「そのまま完全移籍に切り替わるだろう。」と誰しもが感じていたと思うが鹿島への完全移籍が成立した。これはかなりのサプライズだった。DF犬飼(→浦和?)の移籍が確実なので「鹿島でも主力として起用される可能性は高い。」と言える。187センチとサイズがあって空中戦に強いがボランチでもプレー可能な技術を持っている。後方から組み立てていくサッカーにも対応できる。
86人目 : MF 水野泰輔 (ロアッソ熊本→藤枝MYFC) ・・・ B+
→ 名古屋U18出身のテクニシャン。J2時代のFC岐阜でたくさんの試合経験を積んだ。2017年~2020年まで藤枝MYFCでプレー。27試合→31試合→30試合→23試合なのでほぼ主力として活躍したが契約満了。熊本に完全移籍すると熊本では10試合のみ。またも契約満了になったが古巣に復帰することになった。早くから出場機会を得ているので経験値は豊富。ベテランの多い藤枝MYFCの中では中堅世代になるだろう。2018年は31試合で1ゴール6アシスト、2019年は34試合で0ゴール5アシスト。J3で結果を残している。
87人目 : DF 小笠原佳祐 (ロアッソ熊本→藤枝MYFC) ・・・ B-
→ 2019年に大卒で熊本に加入すると初年度は23試合、2020年は31試合に出場した。主力に定着したが大卒3年目の2021年は12試合のみ。1つ後輩のDF菅田の台頭もあって出番は減少した。それでも終盤になるとスタメンで起用されて昇格を決めたFC岐阜戦(H)もスタメンだった。契約満了は驚きだったが177センチとCBとしてはサイズに恵まれていない点がネックになった可能性はある。順調なオフになっている熊本はDFイヨハ・理・ヘンリー(鹿児島)の獲得に成功したがあと1人くらいはCBの即戦力を確保しておきたい。
88人目 : FW ハン・イグォン (ソウルイーランドFC→ファジアーノ岡山) ・・・ B+
→ U-23韓国代表に選ばれた経験のある180センチのストライカー。
[動画] を見る限りでは左右両足から繰り出されるパワフルなミドルシュートが大きな武器となる。右利きの選手だと思うが左足のシュートも強烈。今シーズンの岡山はMF上門やMF石毛のミドルシュートが武器になったが獲得したMFチアゴ・アウベスとFWハン・イグォンはいずれもパンチ力のあるミドルシュートが武器。「ミドルが武器の選手」をかき集めている印象。登録ポジションはフォワードになるが左右のサイドハーフで起用される可能性もあるか!?
89人目 : DF 槙野智章 (浦和レッズ→ヴィッセル神戸) ・・・ A+
→ 浦和との契約は満了になったが天皇杯の決勝では千両役者ぶりを発揮。依然としてスペシャルな選手であることを印象付けた。広島や京都やFC岐阜なども候補に挙がったが神戸への移籍を決断した。DFトーマス・フェルマーレンが退団したので「左CBで起用される可能性」はまあまあ高いが左SBでもプレー可能。SBの層が薄かったので「SBでもプレー可能なCB」というDF槙野のキャラクターは神戸の補強ポイントに合致している。当然のことながらJリーグ屈指の発信力の高さも神戸にとってはプラスに働くはず。
90人目 : GK 後藤雅明 (ツエーゲン金沢→モンテディオ山形) ・・・ ?
→ 190センチの大型キーパー。昨オフに金沢に完全移籍すると正キーパーとして37試合に出場した。長きに渡って金沢のゴールを守って来た33歳のGK白井との競争に打ち勝ってチームに貢献したがわずか1年で退団となった。山形にはGKビクトル、GK櫛引、GK藤嶋というレベルの高いキーパーが3人もいる。このうちの1人 or 2人くらいは退団することになると思うがGK後藤が新天地でどの立ち位置になるのか?は現時点では不明。正キーパーになれる実力はあるがライバルの動向次第では3番手に甘んじる可能性も・・・。
投票 ・【J1:移籍市場】 「いい補強が出来ている。」と思うクラブはどこですか? → 212票 ・【J2:移籍市場】 「いい補強が出来ている。」と思うクラブはどこですか? → 70票 ・【J3:移籍市場】 「いい補強が出来ている。」と思うクラブはどこですか? → 100票 ★ 現在の投票数 → 216票
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