■ 真冬のサッカースタジアム先日、たまたま乗った電車の終点がJR蘇我駅であり、時間的な余裕もあったため、JR蘇我駅を出て、「フクダ電子アリーナ」を見てきた。
当たり前のことではあるが、試合が行われない「フクアリ」に赴くのは初めてであり、普段のJリーグ開催日とは打って変わって、フクアリ周辺は静かに夕暮れの時を迎えていた。
真冬の主のいないスタジアムに情緒を感じるのは、日本人特有の感情なのだろうか。
#1 夕暮れを迎えるフクアリ①

#2 夕暮れを迎えるフクアリ②
■ 4回目の訪問フクアリがこけら落としとなったのは、2005年の10月16日の横浜Fマリノス戦。オープニングゴールを決めたのは、ジェフ千葉所属のMF阿部勇樹であった。
あれから3年余り、自分自身、これまでに、2007年3月の清水エスパルス戦、2008年4月の大宮アルディージャ戦、2008年9月の東京ヴェルディ戦と3度のスタジアム観戦を実現させているが、そのたびに、スタジアム周辺が発展していくことに、驚きを感じている。
確か、2007年3月のときは、スタジアムの周りにはほとんど何もなかったと思うが、訪問を重ねるたびに、周辺は進化を見せている。
0521 2007/03/11
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#4 開発が進むスタジアム周辺②
■ 街の中のスタジアム欧州のトップリーグのスタジアムは、スタジアム近郊にショッピングモール等があって、単なるサッカースタジアムの域を超えて、街の人々の憩いの場であり、エンターテイメントの中心になっているものもあると聞く。
だが、日本のスタジアムの場合、どうしても、総合運動公園の中心にスタジアムが存在することが多く、商業地区から離れた郊外に位置にスタジアムが存在するケースが多かった。
もちろん、それはそれで1つの形態であり否定する理由もないが、その一方で、フクアリは、「街の中のスタジアム」を実現させようとしている。
駅周辺の再開発の1つに組み込まれるなど、幸運な要素も強かったのかもしれないが、フクアリとその周辺は、新しい日本のサッカー場のあり方を提示し、新しい文化を発信し、創造していくかもしれない。
#5 フットサル場

#6 2009年3月オープン予定

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