横浜Fマリノス→ 2位でACLの出場権を獲得した横浜FMは今オフも積極的な動きを見せている。ビッグネームの獲得や退団のニュースが続いているので「ストーブリーグの序盤戦の主役の1つ」に挙げられる。マスカット監督の続投は正式に発表されたが退団が確定した主力はDFティーラトン(ブリーラムU)とMF扇原(→神戸)の2人になる。どちらも近年の横浜FMの躍進を支えてきた選手であり、2019年のリーグ制覇の立役者になった。
2人が抜けた穴は決して小さくはないがDFティーラトンが抜けた左SBはDF永戸(鹿島)の獲得が正式に発表された。DFティーラトンの退団の噂は数日前に突如として流れたがその前から「横浜FMがDF永戸を狙っている。」という話は出ていた。「ACLを見据えてDFティーラトンとDF永戸の2人体制でシーズンを戦うのだろう。」と思われたがDFティーラトンは退団が決定。DF永戸が1番手の左SBになるのは確実である。
鹿島では夏にDF安西が復帰した後、ベンチスタートが続いた。9月以降はスタメンの機会が一度もなかったがそれまでは鹿島でもずっとスタメンで起用されていた。Jリーグ屈指と言われる高精度の左足を持っており、DFティーラトンの穴埋め候補としては最上級クラスの選手と言える。DF安西が欧州から戻ってきてDF永戸の出番が激減して移籍を決断しやすい状況になっていたのは横浜FMにとってはかなり幸運だった。