■ 天皇杯の決勝を残すのみJリーグの全日程が終了した。公式戦は12月19日(日)に行われる天皇杯の決勝(浦和×大分)を残すのみとなったがほとんどのクラブの2021年の活動が終了したこともあって早くも移籍確定 or 移籍濃厚 or 移籍有力などのニュースが流れ始めている。ストーブリーグに突入したが新型コロナの影響でリーグ戦が12月19日と12月20日まで開催された昨シーズンと比べると「表に出てくる移籍の噂」ははるかに多くなっている。
昨オフは「移籍市場の目玉」と言われていたMF松尾(横浜FC)やMF本間至(新潟)やMF藤田譲瑠チマ(東京V→徳島)のような選手でさえ、移籍先候補の名前がなかなか出てこなかった。MF本間至に関しては年が明けてから徳島への移籍話が浮上。MF藤田譲瑠チマも徳島への移籍話が浮上して徳島行きを決断したが残留したMF松尾に関しては「どのクラブが獲得に動いていたのか?」の情報は最後まで流れなかった。
MF藤田譲瑠チマに対しても多くのクラブが興味を示したと思うが自身が決断した徳島以外のクラブ名は全く出なかった。「例年と比べるとやや盛り上がりに欠けるオフ」になったがコロナの影響でクラブ関係者への取材が相当に難しかった弊害と言える。対して今オフはここに来てオミクロン株が話題になっているがそれでも国内の感染者は落ち着いており、たくさんの情報がメディアに漏れている。移籍市場は活発である。