サッカーコラム J3 Plus+　

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【Jリーグ】今オフの移籍市場での動向が気になる選手 (11位～20位) (左SB/WB編) (2021年-2022年) | | |　

20位： DF 片山瑛一 (清水エスパルス)　1991年11月30日　181センチ/77キロ

→　「ロティーナ監督のサッカーを熟知した選手」として昨オフにC大阪から清水に完全移籍すると新天地でも重宝された。左SBのレギュラー候補だったDFウィリアム・マテウスがコロナの影響で来日できず。6月に家族の事情で契約解除になったこともあって基本的にはずっと左SBで起用されているがチームは残留争いに巻き込まれている。同監督も契約解除となったのでDF片山瑛の立ち位置も微妙になった。

19位： DF 桑原海人 (レノファ山口)　2000年10月5日　168センチ/67キロ

→　「00JAPAN」でもプレーした福岡U-18出身の左SB。福岡では出番に恵まれなかったが期限付き移籍先の山口では左WBの定位置を確保。J2で10試合に出場している。アグレッシブなプレーを続けて評価を高めたがDF志知とDF輪湖がいる福岡に戻っても出番を得るのは難しいことを考えると「レンタル延長の可能性が高い。」と言える。168センチなのでサイズには恵まれていないが左足はパンチ力を秘めている。

18位： DF 薩川淳貴 (カマタマーレ讃岐)　1997年8月12日　168センチ/62キロ

→　大卒2年目。静岡学園高から関東学院大に進学して2020年に讃岐に加入した。MF旗手(川崎F)が高校の同期となる。大卒1年目の2020年はJ3で16試合に出場したが今シーズンはここまで20試合に出場している。今シーズンの讃岐は3バックを採用しているので左WBでプレーしているが「SB向きの選手」と言える。タイミングのいい攻撃参加から質の高いクロスを左足で供給することが出来る正統派の左SB。

17位： DF 黒川圭介 (ガンバ大阪)　1997年4月13日　173センチ/70キロ

→　大卒2年目の左SB。即戦力の期待が集まった大卒1年目の2020年はJ1で2試合のみだったが2021年はJ1で19試合に出場している。1,463分のプレー時間を得ているがまだまだDF藤春との差は大きい。G大阪は片野坂監督の就任が有力視されているが大分の時と同じサッカーをするのであれば3バック。SBが主戦場となるDF黒川の立場は厳しくなる可能性はある。縦への推進力は大きな武器となるが・・・。

16位： DF 輪湖直樹 (アビスパ福岡)　1989年11月26日　171センチ/65キロ

→　柏U-18出身。甲府・徳島・水戸でもプレーした。正確な左足を武器に福岡でも過去3年間は計97試合に出場しているがDF志知が加入した今シーズンは11試合の出場のみ。スタメンは6回のみとなる。出番は減少している。期限付き移籍先の山口で出場機会を得ているユース出身のDF桑原を呼び戻す場合はDF輪湖が放出対象になることは考えられる。クレバーな選手なのでサイドで起点になることが出来る。

15位： DF 大熊健太 (テゲバジャーロ宮崎)　1997年6月14日　173センチ/70キロ

→　昇格1年目ながらJ3で首位を走る宮崎はサプライズを起こしているが前半戦で目立った活躍を見せたのは左SBのDF大熊健になる。精度の高い左足を武器に前半戦だけで6アシストを記録した。中断明けはベンチスタートが続いているが「左足のキックの精度の高さはJ3トップクラス」と言える。父親は現・清水の大熊清氏。自身もFC東京U-18で育った。本職は中盤。テクニックもあるので「技巧派レフティ」と言える。

14位： DF 高木友也 (横浜FC)　1998年5月23日　175センチ/70キロ

→　法政大出身でプロ1年目。即戦力の期待が集まった2021年はJ1で26試合に出場している。MF武田英などがライバルになるがまずまずの1年になったと言える。ただ、チームは降格圏に位置する。「J1残留」はかなり難しくなっており、攻撃力の高いDF高木友の獲得を画策するクラブがたくさん出てくるのは間違いない。「攻撃力の高い左利きの左SB」というのはJリーグには少ない。希少価値が高い選手と言える。

13位： MF 荒木翔 (ヴァンフォーレ甲府)　1995年8月25日　166センチ/65キロ

→　高精度の左足を持ったサイドアタッカー。3バックの甲府では左WBで起用されているが今シーズンは39試合で2ゴール7アシスト。精度の高い左足からたくさんのチャンスを演出している。「166センチとサイズに恵まれていないこと」、「左WB以外のポジションでどこまでやれるのか？は未知数であること」の2点からオフの移籍市場で人気にはならないと思うが3バックを採用するチームが興味を示す可能性あり。

12位： DF 加藤聖 (V・ファーレン長崎)　2001年9月16日　171センチ/64キロ

→　JFAアカデミー福島出身で高卒2年目。U-22日本代表にも選ばれているパリ世代の左SB。プロ1年目の2020年は出場機会がなかったがプロ2年目の今シーズンにプチブレイク。18試合で2ゴール4アシストとたくさんのゴールに絡んでいる。長崎での活躍が評価されて年代別の日本代表にも召集されているが何よりの武器は左足のキックになる。神戸市出身で小学生の頃はヴィッセル神戸U-12でプレーした。

11位： DF 三竿雄斗 (大分トリニータ)　1991年4月16日　175センチ/70キロ

→　2017年と2018年に在籍した鹿島では計3試合の出場のみ。怪我に苦しんだが大分で復活を果たした。2019年は26試合、2020年は34試合、今シーズンも33試合に出場している。湘南時代と同様で「3バックの左」で起用されているが片野坂監督のサッカーをしっかりと理解して欠かせない戦力になっている。片野坂監督の元で復調したが片野坂監督はG大阪行きが噂されており、DF三竿雄の動向も注目される。

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