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【Jリーグ】今オフの移籍市場での動向が気になる選手 (11位～20位) (CB編) (2021年-2022年) | | |　

20位： DF 村松航太 (ギラヴァンツ北九州)　1997年8月22日　171センチ/73キロ

→　2020年は大卒1年目ながらJ2で40試合に出場。5位躍進に大きく貢献したが主力がたくさん抜けた今シーズンは下位に低迷。チームの顔の1人になったDF村松航にとっても辛い1年になった。控えに回る試合もあるが高い身体能力と読みの鋭さを生かした守備はJ2でも有数。171センチとサイズに恵まれていないことを考えると「ボランチや右SBへのコンバート前提で獲得に動くクラブ」があってもおかしくない。

19位： DF 鳥海晃司 (セレッソ大阪)　1995年5月9日　182センチ/71キロ

→　2018年～2020年まで千葉でプレー。昨オフにC大阪に完全移籍したがJ1では4試合の出場のみ。CBの層が厚いC大阪で出番に恵まれなかったが20節の神戸戦(H)では終了間際に同点ゴールをゲット。ACLを含めたカップ戦ではスタメンで起用されて好プレーを見せているので「出番が回って来たときは素晴らしいプレーを見せている。」と言える。スピードがあってフィード力も高いのでJ1でもやれるところを示した。

18位： DF 池田樹雷人 (愛媛FC)　1996年9月17日　186センチ/82キロ

→　186センチとサイズに恵まれた大型CB。三菱養和SCユース出身でC大阪でプロキャリアをスタートさせた。昨シーズンまでは出番に恵まれなかったが今シーズンはJ2で19試合に出場。プチブレイクを果たした。定位置を確保した時期もあったが186センチの高さと跳躍力を生かした空中戦の強さは圧巻。「空中戦に関してはJ2トップクラス」と言える。課題はフィード面と安定感の無さ。潜在能力は相当に高い。

17位： DF 住吉ジェラニレショーン (サンフレッチェ広島)　1997年10月5日　181センチ/75キロ

→　前半戦は水戸で大活躍。J2での活躍が評価されて夏にJ1の広島に完全移籍したがJ1のリーグ戦ではプレー機会なし。DF荒木、DF佐々木翔、DF野上の鉄板トリオに加えてDF今津がいてさらに元・日本代表のDF塩谷が電撃復帰した。来シーズンも出場機会を得るのはかなり難しいと考えられるのでこのタイミングで獲得に動くクラブはたくさんあるだろう。「古巣である水戸への出戻り」も十分に考えられる。

16位： DF アピアタウィア・久 (ベガルタ仙台)　1998年10月18日　191センチ/83キロ

→　チームは下位に低迷しているが大卒1年目ながらJ1で26試合に出場するなど即戦力として活躍している。DF吉野恭とともに守備の中心になったが能力の高さを示した191センチの大型センターバックは今オフの注目株の1人に挙げられる。仙台のJ1降格が決まったら獲得に乗り出すクラブはいくつも出てくると考えられる。これだけの高さを持った選手で、かつ、身体能力に優れたCBというのはなかなか出てこない。

15位： DF メンデス (ヴァンフォーレ甲府)　1995年4月25日　190センチ/83キロ

→　金沢や栃木SCでもプレーしたが昨シーズンまでは合計してもJ2で23試合、J3で11試合のみ。出場機会は少なかったが突如としてブレイクした。「3バックの左」で定位置を確保すると34試合で5ゴールと素晴らしいプレーを見せている。190センチの高さを生かした空中戦でたくさんのチャンスに絡んでいる。左利きというのも武器になる。湘南や札幌など3バックを採用しているJ1のクラブが興味を示す可能性はある。

14位： DF 知念哲矢 (FC琉球)　1997年11月8日　178センチ/70キロ

→　大卒1年目の2020年は11試合の出場にとどまったが大卒2年目にしてブレイク。開幕から快進撃を続けたFC琉球の守備の中心の1人として素晴らしいプレーを続けた。27節までほぼフルタイム出場を続けていたが27節の秋田戦(H)で負傷。右脛骨高原骨折で全治4か月と診断されて戦線を離脱した。以後は欠場が続いているが高い身体能力と左足のキックが武器。「J2の若手CBの中では屈指の有望株」と言える。

13位： DF 吉野恭平 (ベガルタ仙台)　1994年11月8日　182センチ/75キロ

→　仙台はJ2降格の危機を迎えているがDF吉野恭とDFアピアタウィア・久のCBコンビは奮闘している。なかなか勝利にはつながらないが標準的なサイズがあって、かつ、ボランチでもプレー可能なほどパス出しが出来るDF吉野恭は現代サッカーに合ったCBなのでオフに注目を集める可能性は高い。「パス能力の高いCB」を必要としているクラブはJ1の中にもたくさんある。ボランチとしても計算は出来る。

12位： DF 甲斐健太郎 (FC岐阜)　1994年11月1日　181センチ/65キロ

→　安間監督を招聘してJ2復帰を目指したFC岐阜だったが極めて難しくなった。チームの平均年齢は高いので監督人事を含めて慌しいオフになる可能性は高い。守備の要であるDF甲斐は今シーズンも中心として活躍したがJ3の中ではトップクラスのCBである。昨オフの時点では同じくらいの評価を得ていた同系統のCBで元・同僚のDF井上黎が岡山であれだけの活躍を見せていることは刺激になっているだろう。

11位： DF ガブリエウ (横浜FC)　1995年3月14日　181センチ/78キロ

→　夏に多くの外国人選手を獲得して巻き返しに成功した横浜FCだったが降格圏は抜け出せず。残り3節となったが「J1残留」はかなり難しくなった。J2で再スタートを切ることになると思うが「後半戦のJ1で能力の高さを示した外国人助っ人を引き止められるのか？」が注目点になる。DFガブリエウは10試合に出場しているが高さがあって身体能力も相当に高い。興味を示すJ1のクラブは多いだろうと考えられる。

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