■ アウェイで5対0で勝利した。攻撃的なサッカーを展開して2020年はJ2最多の68得点を奪った水戸は15節を終えた時点で6勝8敗1分けで勝ち点「19」。11位に位置する。15試合で19得点/18失点。1試合平均の得点数は2020年が1.62だったが2021年は1.27となる。ゴールとアシストを量産したFW山口一が抜けた影響は小さくなかった。2位の新潟との差は「14」なので大きく広がっているが直近の16節はアウェイで愛媛FCを相手に5対0と大勝した。
前半18分と前半19分にMF松崎快が連続ゴールを奪って試合の主導権を握った。前半45分には大卒2年目のDF住吉ジェラニレショーンのゴールで3点目を挙げると後半7分にはFW安藤瑞が得意のドリブルからゴールを決めて4点目。後半39分にもカウンターからFW奥田晃が決めて5点目を奪った。5対0で大勝したがボランチのMF平野佑は2アシスト、2トップの一角で起用されたFW奥田晃は1ゴール2アシストの活躍だった。
秋葉監督になって2年目になるが加入して4年目となるMF平野佑は飛躍のシーズンになっている。今シーズンは「4-1-2-3」を採用するケースが多くなっているのでアンカーの位置で起用されるケースが増えているが精度の高いパスで決定機を演出する場面は少なくない。プロ1年目の2018年は5試合、2019年は20試合、2020年は25試合。年々出場機会を増やしているが大卒4年目にして欠かせないピースになった。