ファジアーノ岡山→ 有馬監督になって3年目となる岡山は9節を終えた時点で2勝4敗3分け。15位に位置する。開幕からの5試合は2勝1敗2分け。5節を終えた時点では7位だったが6節から4試合勝ちなし中。順位を大きく下げてしまった。降格圏となる19位の北九州との差は「1」のみ。当分の間は降格ゾーンを意識した戦いにならざる得ない。9試合で6得点というのは山口・山形・SC相模原と並んでJ2でワースト1位タイとなる。
今年も得点力不足に苦しんでいるが攻撃に関するスタッツを見ると昨シーズンと比べて改善されている点が多い。顕著に表れているのは「ペナルティエリア進入回数」と「ドリブル数」と「シュート数」と「枠内シュート数」の4つの数字になる。「ペナルティエリア進入回数」は18位→7位、「ドリブル数」は15位→7位、「シュート数」は16位→6位、「枠内シュート数」は17位から5位にジャンプアップしている。
今シーズンもFWイ・ヨンジェが1試合の出場のみ。わずか31分のプレー時間にとどまっているのが痛い。相変わらず点は取れていないが「チャンスは作れるようになった。」と言える。FW齊藤和がフォワードの軸になっているが8試合に出場してゴールもアシストもゼロとなる。動き自体は悪くないが結果を出せていない。FW山本大やFW川本梨もゴールを奪えていないのでフォワード陣は依然としてノーゴールになる。