■ 新潟とFC琉球がともに5勝1分けJ2は6節が終了したが新潟とFC琉球がともに5勝1分け。開幕から負けなしで突っ走っている。どちらも開幕5連勝を達成した後、6節の試合で引き分けて開幕からの連勝記録は「5」で止まったが、6試合で勝ち点「16」。最高のスタートを切った。サプライズを起こしているFC琉球で目立つのはともに大卒2年目のMF池田廉とDF知念の2人になる。どちらも開幕から6試合連続スタメン。開幕ダッシュの立役者になった。
MF池田廉は6試合で3ゴールを挙げている。プロ1年目だった2020年は38試合で4ゴール3アシストという成績だったので早くも自身の最多ゴールまであと1つに迫っている。浦和に移籍したMF小泉佳に代わってトップ下で起用されているがダイナモであるMF小泉佳と比較するとMF池田廉の方がストライカー色の強い選手になる。プレースタイルは異なるがMF池田廉がいる方がゴール前の迫力は相当に増す。
DF知念は昨シーズンは11試合の出場にとどまった。夏には新型コロナに感染して離脱するなどコンディションを整えるのが難しい1年になったが大卒2年目の今シーズンは大飛躍のシーズンになっている。178センチなのでサイズには恵まれていないが左利きで身体能力が高くてフィード力も高い。怪我明けのDF岡崎亮とCBコンビを組んでいるが6試合でわずか3失点。失点の少なさが快進撃の理由の1つになる。