■ Jリーグでも屈指のアタッカーに成長「J1屈指のアタッカー」と言われる選手になったMF金子拓以外にも札幌には有望視される若手がたくさんいる。「Jリーグ屈指の若手のタレント軍団」と言えるが同年代で、かつ、将来性の高い選手がたくさんいるので「いい競争が生まれている。」と考えられる。明治大出身のMF小柏にJリーグ初ゴールは生まれていないが4試合で2アシストを記録している。爆発的なスピードは「Jリーグの中でも最高クラス」と言える。
そのことは数字でも証明されている。8節を終えた時点での「90分あたりのスプリント回数」は1位のFW前田大(横浜FM)、2位のMF藤井智(広島)に次いでJ1で3番目になる。加速力を生かしたプレーは観ているサポーターを楽しませることが出来る。MFチャナティップがいて、攻撃の軸に成長したMF金子拓がいて、41歳のMF小野伸もいるので2列目の競争は激しいが、「エース候補」として順調に成長することが期待される。
MF小柏と同学年になるGK中野も「即戦力ルーキー」と高い評価を受けている。3対0とリードを奪いながら4失点して3対4で敗れた6節の神戸戦(H)はショックだったと思うが200センチのサイズは絶対的な武器となる。「サイズの割には動けてフィードもできるキーパー」なので当然のことながら将来性は高い。キーパーにとってリーチの長さは何よりの武器である。「日本人の若手キーパーの中では屈指の有望株」である。