■ 川崎Fと名古屋が抜け出しかける。J1は6節が終了した。ACLの日程の関係ならびにG大阪でクラスターが発生した影響で各クラブの試合数はマチマチになるが名古屋が開幕6連勝。快進撃を続けている。11節のC大阪が前倒しで開催された川崎Fは6勝1分け。勝ち点「19」の川崎Fが首位を走っており、開幕6連勝で勝ち点「18」の名古屋が2位に位置する。3位の鳥栖は勝ち点「14」、4位のC大阪は勝ち点「13」なので上位2チームが抜け出しかけている。
川崎Fと名古屋のマッチレースになりかけているが川崎Fは今シーズンも7試合で計19ゴール。断トツの数字を残している。1試合平均の得点数は「2.71」になるがこれは2020年の「2.59」を上回っている。2節の仙台戦(A)と6節の浦和戦(A)はいずれもアウェイで5ゴールを奪った。日本代表でも輝きを放ったMF守田が欧州に旅立ったが名古屋からMFジョアン・シミッチが加入。しっかりとMF守田の穴を埋めている。
圧倒的な攻撃力でリーグを席巻しているがFWレアンドロ・ダミアンは6ゴール、FW小林悠は4ゴールを挙げている。2人のストライカーによるハイレベルなポジション争いは今シーズンも続いている。五輪代表での活躍も期待されるFW三笘が今シーズンは継続してスタメンで起用されるケースが多くなっている。途中出場でも絶対的な武器になるが、やはり、彼がベンチスタートになったら相手はラッキーと感じるだろう。