■ 本番まであと4か月を切った。東京五輪の本番まであと4か月を切った。4月21日(水)には組み合わせ抽選会が行われる予定になっているのでGLで対戦するチームももうすぐ決定するが3月29日(月)にミクニワールドスタジアム北九州でアルゼンチン代表と対戦したU-24日本代表は多くの収穫を得てひとまず解散することになった。3月26日(金)に東京スタジアムで行われた試合は0対1で敗れたが2戦目は3対0。同じ相手にリベンジを果たすことが出来た。
FW林大地、DF瀬古、GK谷など五輪代表で出場機会がほとんど or 全くなかった選手がスタメンの機会を得て活躍したのも大きな収穫と言える。前半44分に生まれた先制ゴールはCBのDF瀬古の素晴らしいフィードから抜け出したFW林大地がゲットしたがFW上田とFW小川航とFW前田大の3人が中心だったフォワードのレギュラー争いに名乗りを上げるゴールになった。大逆転でのメンバー入りはあり得ない話ではない。
新型コロナの影響で東京五輪は1年延期となったがこの世代の選手にとって「1年間」というのはかなりの長時間である。この1年間で試合経験を積んで大きく成長する選手はたくさん出てくる。当然のことながら、1997年生まれや1998年生まれの選手よりも1999年生まれの選手や2000年生まれの選手の方が最後の1年間で成長する可能性は高い。1年前と比べて序列が大きく入れ替わっても何ら不思議はない。