サガン鳥栖 ・・・ C-
→ 同じように財政難と言われた仙台は退団が噂されたGKヤクブ・スウォビィクやDFシマオ・マテなどが残留した。MFマルティノス(浦和)、FW皆川(横浜FC)、MF上原力(磐田)などを獲得したので「本当に財政難なのか?」という動きを見せたが鳥栖はMF原川(→C大阪)、MF高橋秀(→横浜FC)、DF原輝綺(→清水)、DF森下龍(→名古屋)など主力がたくさん流出して新たに獲得した選手もJ2の選手が中心だった。
戦力ダウンを指摘する声は多いが財政事情を考えると致し方ないところである。新たに獲得したDF田代雅(栃木SC)、FW山下敬(千葉)、DF飯野(群馬)などはJ1での実績はない。「どの程度の活躍ができるのか?」は計算しにくいがFWチコ・オフォエドゥ(マッカビ・テルアビブ)とFWイスマイル・ドゥンガ(ブラズニア)を含めて「安価と思われる金額で能力の高そうな選手 or 潜在能力の高い選手を獲得できた。」と言える。
心配されたMF松岡大、FW林大地、MF本田風などの引き留めには成功したので「さらなる成長が期待できる若手の引き留めに成功した点」も高評価できる。先のとおり、戦力ダウンしたことを否定するのは難しいが「補強の方針や動き方は非常に良かった。」と言える。2月18日(木)になってMF金森(→福岡)の移籍が決まったが重要な戦力というわけではなかったので「鳥栖にとってはありがたい話」である。