清水エスパルス ・・・ B+
→ 移籍市場の主役になった。前・C大阪のロティーナ監督を招聘するとGK権田(ポルティモネンセ)、FWチアゴ・サンタナ(CDサンタ・クララ)、FWディサロ・燦・シルヴァーノ(北九州)、DF鈴木義(大分)、DF原輝綺(鳥栖)、DFウィリアム・マテウス(コリチーバFC)、DF片山瑛(C大阪)、FW指宿(湘南)など有力選手をたくさん獲得した。一方で主力級の流出はほぼなかったので「戦力は大幅にアップした。」と言える。
大きな期待を受けたブラジル人のGKネト・ヴォルピが腰痛の影響でほとんどプレーできず。最後まで固定できなかったキーパーに日本代表のGK権田を獲得できたのは大きい。日本代表のレギュラーのキーパーである。2020年はJ1最多となる70失点を喫したが守備を整備することに長けたロティーナ監督ならびにGK権田ならびにDF鈴木義の加入によって「失点数がどこまで減るのか?」は興味深い。
攻撃陣はポルトガルリーグで活躍していたFWチアゴ・サンタナを獲得した。184センチとサイズに恵まれたFWチアゴ・サンタナがフォワードの軸になると思うが2トップを採用する場合はFWディサロ・燦・シルヴァーノがパートナーの有力候補に挙げられる。J2でゴールを量産して満を持してJ1に初挑戦することになった。1トップ向きの選手ではないことを考えると2トップになりそうな清水への移籍は賢明な選択である。