ザスパクサツ群馬 ・・・ C-
→ 最終成績は20位だったがラスト8試合は6勝1敗1分け。いい状態でシーズンを終えた。昨オフはFW大前、MF岩上、MF宮阪、FW進昂平、MF内田達など有力選手をたくさん獲得した。「クラブ史上最高の補強ができた。」と言えたが今オフは静かだった。過去を振り返ると1/3くらいの選手が退団するケースが多かったが選手の入替えは群馬にしては少なかった。手ごたえを感じているのか、大きくは動かなかった。
新たに獲得したJリーガーはFW北川柊(山形)、FW高木彰(松本山雅)、MF久保田(松本山雅)、DF畑尾(大宮)、DF藤井悠(福岡)、MF吉永昇(大宮)の6人になる。MF吉永昇は期限付き移籍になるが昨オフと比べると補強した選手の顔ぶれも地味である。派手さはないが計算のできるCBのDF畑尾を獲得してJ3で実績のあるFW北川柊やFW高木彰を獲得してユーティリティーなDF藤井悠を獲得するなどまずまずである。
守備の要に成長したDF岡村大(→札幌)が流出してしまったが実績のあるDF畑尾を獲得できたのは良かった。依然としてCBの層は薄いが「主力の流出」と言えるのはDF岡村大くらいである。他にはMF宮阪(→長野)が契約満了で、DF飯野(→鳥栖)が退団して、DF舩津(→FC岐阜)も抜けてしまったが「トータルで考えると戦力はややアップした。」と言える。2020年は42試合で40得点だったので攻撃陣に期待したい。