※ 2021年1月20日(水)の時点。
アルビレックス新潟 ・・・ C+
→ アルベルト監督になって2年目。勝負の1年になるが慌しいオフになった。何と言って痛いのはMF本間至(→徳島)の流出がほぼ確実になった点である。高卒2年目ながら10番として攻撃の中心を担った生え抜きのスター候補を引き抜かれるのは戦力的に営業的には大ダメージである。しかも、鹿島や横浜FMのようなビッグクラブへの移籍ではなくて昇格組の徳島への移籍というのもサポーターはモヤモヤするだろう。
MF本間至の流出以上に想定外だったのはFW渡邉新(→大分)の移籍になる。こちらもユース出身でクラブの顔の1人だった。2020年は怪我をして後半戦(22節以降)は全くプレーできなかったが20試合で7ゴール2アシストと活躍した。9月中旬以降は怪我でプレーできなかった選手なので「今オフの移籍は考えにくい。」と思われたがJ1の大分に完全移籍となった。攻撃の中心だった2人が流出する危機に直面している。
さらに期限付き移籍ながら35試合で5ゴール2アシストと活躍したMF中島元(→C大阪)もレンタルバックとなった。FW鄭大世(町田)もレンタル終了となったので攻撃の部分で違いを生み出すことができる選手が4人抜けることになる。流出の目立つオフになったがFW谷口海(熊本)とFW鈴木孝(C大阪)の獲得に成功したのでフォワードに関しては「むしろパワーアップした。」と言える。FW矢村やFW田中達も控えている。