■ 出場機会を欲している若手ボランチは「出場機会を欲している若手プレーヤーの動向」が注目点になる。具体的に名前を挙げるとMF平川怜(FC東京)、MF喜田陽(C大阪)、MF松本大(広島)、MF松本凪(C大阪)、MF芝本(G大阪)、MF奧野(G大阪)、MF市丸(FC琉球)、MF古宿(横浜FC)あたり。年代別代表で主力として活躍した選手も少なくない。経験が必要なポジションなので「早い段階でJ1で出場機会を得るのは難しいポジション」である。
G大阪U-23ならびにC大阪U-23は今シーズン限りで解散となるので「G大阪やC大阪の若手の獲得」を狙っているクラブは少なくないと思われるがJ2の中規模クラブがMF喜田陽、MF松本凪、MF芝本、MF奧野、MF市丸などを期限付き移籍で獲得できたら大きな補強になる。高卒2年目のMF喜田陽はアウェイの神戸戦でJ1デビューを果たしたがC大阪U-23では主力として活躍中。「ボール奪取力の高さ」に定評がある。
高卒ルーキーのMF松本凪もC大阪U-23で主力として活躍している。右足のキックの精度が高くて「ボール奪取力の高さ」にも定評がある。MF山本理(東京V)やMF松岡大(鳥栖)などと並んで「パリ世代を代表するボランチの1人」に挙げられる。MF芝本とMF奧野もG大阪U-23で経験を積んでいる。MF芝本は司令塔型のボランチで、MF奧野は運動量と守備が特徴になる。夏にFC琉球に移籍したMF市丸も司令塔タイプになる。
「若手が安定して試合経験を積むことが出来る機会がなくなる。」というのはG大阪やC大阪(やFC東京)にとっては大きな話である。U-23の復活を期待しているファンは多いと思うがMF平川怜(FC東京)も昨シーズンまではFC東京U-23で試合経験を積んできた。いきなりJ3への参加がなくなったのはMF平川怜とっては大きなマイナスだった。早くからブレイクの期待がかかっているがなかなかブレイクしきれない。