ジェフ千葉→ 鳥栖やC大阪で結果を残した尹晶煥監督を招聘した千葉に対する期待値は非常に高かった。2009年以来のJ1復帰が期待されたが9勝12敗3分けで勝ち点「30」。14位と低迷している。24節を終えた時点で2位の福岡との差は「16」と大きく広がっているので「J1昇格は絶望的」と言える状況になっていたが10月10日(土)に行われたホームの水戸戦は1対5で大敗した。一時は0対5になるなどショッキングな敗戦になった。
10連勝中で2位の福岡との差はさらに広がって「19」。残りは17試合で「勝ち点差>残り試合数」となるのでデッドラインを超えてしまった。ホームで惨敗したことで「さすがに昇格は諦めた。」というサポーターが続出すると思われるが鳥栖やC大阪で結果を残した尹晶煥監督でも1年目は苦しいシーズンになった。暫定順位は15位となったが「監督交代論」を唱える人が出てきても全くおかしくない状況になっている。
名将と言われる尹晶煥監督の立場はかなり微妙になっているが過去にコロコロと監督を代えて結果を出せなかったケースが多いチームなのでこのタイミングもしくは今オフにフロントが「尹晶煥監督を斬る。」というのはほぼ無理である。「来シーズンも尹晶煥監督の元でJ2を戦う可能性大」と言えるが大改革を行わないといけない段階に入っているのは誰がどう考えても明らかである。刷新が必要な状況である。