アルビレックス新潟→ 24節を終えた時点で9勝5敗10分け。6位の新潟は悪くないシーズンを過ごしている。むしろ、2014年~2017年まではJ1で4年連続で2桁順位に甘んじており、J2降格後の2018年は16位、2019年は10位。J2でも低迷したことを考えると「近年ではJ1で7位になった2013年に次ぐポジティブ要素の多いシーズンになっている。」と言える。スペイン系の監督はハズレも多いが「アルベルト監督はアタリ」と言える。
2位の福岡との差は「9」となる。簡単に逆転できる勝ち点差ではないが北九州や長崎は一時と比べると勢いが落ちており、9連勝中の福岡の勢いがずっと続くことは考えにくい。そのあたりを踏まえると「新潟にも十分に自動昇格のチャンスがある。」と言える。次の25節は京都戦(A)になるが「5位の京都 vs 6位の新潟」となる。生き残りをかけた大一番である。敗れるようだと昇格争いから脱落する可能性が高まる。
ポテンシャルの高い選手が少なくないので、今シーズン、J1に昇格できないと何人かの主力はJ1のクラブに引き抜かれるだろう。特に20歳のMF本間至は争奪戦に発展する可能性が高い。何としてでもJ1に昇格してMF本間至とともにJ1の舞台にチャレンジしたいが右SBのDF新井直の評価も上がっている。「守備力が高くて、かつ、フィードのできるSB」なのでDF新井直の獲得レースに参加するクラブも多くなるだろう。