■ 24節が終了したJ2だが・・・。J2は24節が終了した。全日程の57.1%を消化したことになるが昇格争いは「4強(徳島・福岡・北九州・福岡)」の争いになっている。少し前までは「3強(長崎・北九州・徳島)」の昇格争いだったが9連勝中の福岡が一気に順位を上げてついに昇格圏に浮上した。直近の24節は2位の北九州との福岡ダービーだったが2対0で勝利。北九州を追い抜いて2位に浮上した。16節を終えた時点では5勝6敗4分けで17位と低迷していた。
快進撃を続ける福岡が2015年以来のJ1復帰に向けて勢いを加速させているが首位の徳島が勝ち点「48」、2位の福岡が勝ち点「46」、3位の北九州が勝ち点「45」、4位の長崎が勝ち点「43」となる。5位で勝ち点「38」の京都、6位で勝ち点「37」の新潟は次の25節で対戦する。「生き残りを賭けた試合」になる。7位の甲府は勝ち点「36」。同じく次の25節はホームの福岡戦になる。勝てば福岡との差は「7」になる。
「京都・新潟・甲府の3チームが離されずに付いていけるのか?否か?」が目下の注目点になるが8位の東京V、9位の金沢、10位の栃木SC、11位の大宮、12位の水戸、13位の磐田、14位の千葉も大型連勝できると上位との差は一気に縮まる。今シーズンは過密日程なのでJ1もJ2もJ3も大型連勝をするチームが多い。川崎F・C大阪・鹿島・福岡・北九州・秋田などが大型連勝をして一気に勝ち点を積み上げた。
その一方で未勝利地獄にハマるチームも少なくない。J1では仙台は勝ちなしが続いており、J2では磐田と町田が現時点では未勝利地獄にはまっている。長崎も16節から8試合勝ちなしだったが直近の24節の栃木SC戦(A)で勝利。9試合ぶりに勝ち点「3」を獲得して首位の徳島との差を縮めることに成功した。首位の徳島との差は「5」、2位の福岡との差は「3」。長崎が昇格を達成した場合は「クラブ史上2度目」となる。