GK チョン・ソンリョン (川崎フロンターレ)→ 昨シーズンは秋に入ってからGK新井章(千葉)に定位置を奪われるなど不本意なシーズンになったがGK新井章がJ2の千葉に移籍して定位置を奪回した。「攻め込まれる機会が少ないチームである。」とは言っても18試合で16失点のみ。C大阪ならびに名古屋と並んで最少失点タイとなる。抜群の安定感と経験値を持っているキーパーなので味方に安心感を与えることが出来る。キャップ数は「67」になる。
DF 松田陸 (セレッソ大阪)→ 開幕からフルタイム出場を続けているフィールドプレーヤーは7人いるがDF松田陸以外の6人はCBになる。よって「SB・ボランチ・2列目・フォワードの選手の中では唯一のフルタイム出場プレーヤー」になる。MF坂元が加入した恩恵を最も受けている選手と言える。攻撃面での貢献度が高くて攻撃CBP(全体)はJ1で9位、クロスCBP(合計)はJ1で3位となる。高い身体能力を生かした守備での評価も上がっている。
DF ジェジエウ (川崎フロンターレ)→ 2019年は怪我の影響もあって15試合の出場のみ。力を出し切れなかったが来日2年目の今シーズンは早くも15試合に出場している。DF谷口彰とCBコンビを組むケースが多くなっているが186センチの高さを生かした空中戦は迫力満点。1対1の強さはJリーグ屈指と言える。川崎Fはどうしても攻撃陣に注目が集まるが守備的なポジションのタレント力もJリーグ屈指である。安定したプレーを続けている。
DF 中谷進之介 (名古屋グランパス)→ 開幕からフルタイム出場中。同じくフルタイム出場中のDF丸山とのCBコンビはJリーグで屈指の安定感を誇る。4位と好調の名古屋のハイライトと言えるのは10連勝中の川崎Fに土を付けた12節の試合になるが前半早々にDF中谷進がスーパークリア。「独走する川崎Fを止める。」という意味でも大きなクリア&完封勝利になった。DF丸山とDF中谷進にかかる負担が極めて大きくなっている点は気になるところ。
MF 山口蛍 (ヴィッセル神戸)→ 2.5列目でプレーする機会が多くなっているが1試合平均のインターセプト数はJ1で3位。持ち味であるボール奪取に加えてここまで4ゴール2アシスト。攻撃面でもチームに大きく貢献している。自身最多は2013年に記録した6ゴールなので「自己記録更新」も十分に可能である。アウェイの浦和戦で決めたゴールはゴラッソだった。自身の頑張りがチームの勝利になかなかつながらないのはもどかしいところである。
MF マテウス (名古屋グランパス)→ 16試合で3ゴール3アシスト。攻撃の中心として活躍している。縦への突破はJリーグ屈指である。フィッカデンティ監督になって守備を重視するサッカーになっているがMFマテウスのような「個で打開できる選手」がいるからこそ、成り立つサッカーである。攻撃面での貢献度は非常に高いが守備での貢献度も高い。懸命に戻って相手のチャンスを食い止めるシーンは多々見られる。攻守両面でチームに貢献する。
MF イニエスタ (ヴィッセル神戸)→ チームは低調。怪我もあって、ここ最近、MFイニエスタ自身の表情は冴えないが依然としてJリーグの舞台で異次元のプレーを見せている。ラストパスの本数はJ1で3位、90分あたりのラストパスの本数は2位となる。さらには「攻撃CBP/90分」と「パスCBP/90分」と「ドリブルCBP(合計)」がJ1で1位、「ドリブルCBP/90分」はFW三笘(川崎F)に次いで2位。攻撃に関するあらゆる数字がJ1トップクラスになる。
FW レアンドロ・ダミアン (川崎フロンターレ)→ 18試合で9ゴール3アシストを記録している。昨シーズンは23試合で9ゴール3アシストだったので昨シーズンの数字に早くも並んでいるが「FW小林悠と併用であるにもかかわらず、これほどの成績を残している点」は称賛に値する。両選手とも結果を出し続けているので超・ハイレベルな競争が繰り広げられているがベンチスタートになったときも腐ることなく準備をして途中出場でゴールを決めるケースも多い。
FW レアンドロ・ペレイラ (サンフレッチェ広島)→ 開幕戦で鹿島に3対0で勝利。最高のスタートを切った広島にとって新型コロナでの中断は大きなマイナスだった。勢いを削がれる形になったがFWレアンドロ・ペレイラは15試合で7ゴール2アシスト。十分な結果を残している。190センチのサイズがありながら動きはシャープ。シュートも巧みなので点取り屋である。J1時代の松本山雅でほとんど活躍できなかったのが不思議に感じるほどのプレーを続けている。
FW 古橋亨梧 (ヴィッセル神戸)→ チームは7試合勝ちなし中。フィンク監督の辞任が発表された。今シーズンも期待に応える成績を残せていないが日本代表のFW古橋は17試合で6ゴール3アシスト。今シーズンもコンスタントにゴールを奪っている。後任監督が誰になるのか?は現時点では分からないが元・日本代表のアギーレ監督のように「縦に速いサッカーを志向するタイプの監督」になった場合、さらにFW古橋の良さは引き出されるだろう。
FW 宇佐美貴史 (ガンバ大阪)→ 16試合で3ゴール3アシストというのは彼の能力を考えるとかなり物足りない数字である。特にゴール数の少なさは信じがたいものがあるがチャンスメーカーとしてチームに貢献中。ラストパスの本数はMF江坂(柏)と並んでJ1で最多タイ。90分あたりのラストパスの本数は3.20本でJ1で1位となる。精度の高い右足のキックでチャンスを演出している。9位と今一つのG大阪が浮上するためには彼のゴールは不可欠。
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