FC東京もたくさんの有望な若手を抱えている。ブレイク候補はたくさんいるが2019年のJ3で30試合で19ゴールと活躍してJ3の得点王に輝いたFW原大智に注目したい。身長は2019年は190センチだったが2020年は191センチになった。身長はさらに伸びているが大柄でありながら動ける選手である。J3でゴールを量産したことで大きな自信をつかんでいると思うので今年はトップチームでたくさんのゴールを決めたい。
大卒ルーキーのMF安部柊の評価も高い。明治大出身になるがたくさんのJリーガーを輩出した明治大の攻守の要だった。全ての能力が高い万能型のボランチになる。MF橋本拳とMF高萩がいるので「ボランチての定位置確保」はなかなか難しいとは思うが今シーズンは過密日程になるので出場機会は得られるだろう。2018年は川崎FのMF守田が即戦力として活躍したが1年目からインパクトを残しても不思議はない。
若手主体の湘南もたくさんの有望株を擁している。すでに触れたGK谷以外ではMF鈴木冬がブレイク候補に挙げられる。DF杉岡が鹿島に移籍したのは痛手と言えるがもともとはCBだったDF杉岡に対してもともとは年代別代表の常連のアタッカーだったMF鈴木冬の方が攻撃的なセンスははるかに上である。MF鈴木冬も何度か五輪代表に選出されているので前半戦でアピールできれば「東京行きの可能性」は十分にある。
期待されながらも伸び悩んでいるMF岩崎はオフに札幌を離れて湘南への期限付き移籍を選択した。攻撃的なポジションの層が厚い札幌と比べると出場機会は幾分かは得やすいだろう。「今シーズンの湘南は3-5-2を採用する。」と報じられており、2トップの一角で起用される可能性がある。フォワードの軸だったFW山崎凌が抜けたもののその代わりとなるCFを獲得できなかったがMF岩崎にとってはチャンスと言える。
■ 2007年以来のJ1復帰を果たした横浜FC2007年以来のJ1復帰を果たした横浜FCは前回の2007年はベテラン中心だった。FW久保竜やMF奥などを補強して「経験のある選手中心のチーム構成」でJ1残留を目指したが失敗した。守備的なポジションはGK南、DFヨン・ア・ピン、DF伊野波などが中心になるのでベテラン中心になるが攻撃的なポジションは若手主体になる可能性がある。FW一美、MF松尾、MF斉藤光の3人がどこまでやるのか?は注目点になる。
ポジション争いは激しい。FWイバ、MFレアンドロ・ドミンゲス、MF中村俊、MF松井大などがいるので「攻撃的なポジションもベテラン中心になる可能性」は少なからずあるがFW一美、MF松尾、MF斉藤光の3人に加えてMF齋藤功やMF中山克などが定位置を確保するようだとかなり面白くなる。FW一美、MF松尾、MF斉藤光の3人は五輪代表に入ってきてもおかしくない。J2では存在感を発揮したがJ1でも力を示したい。
広島はボランチのMF稲垣が流出したが五輪代表のMF松本泰が穴埋め候補の筆頭に挙げられる。J1屈指の走行距離を誇るハードワーカーになるが基本的な技術も高い。定期的に五輪代表に召集されているが広島で定位置を確保できれば「東京行き」に大きく前進する。左SB/WBならびにシャドーの位置でプレー可能なMF東俊希もブレイク候補になる。精度の高い左足を持っており、180センチとサイズもある。
大型補強に成功した横浜FMは選手層が一気に厚くなった。MF水沼やMF仙頭やMF杉本竜といった即戦力として期待される新戦力がベンチから外れることも十分に考えられるほど駒は豊富である。若手にとっては厳しい環境と言えるがブレイクするとしたら大卒ルーキーのGKオビ・パウエル・オビンナだろう。193センチとサイズに恵まれている点は大きな魅力である。180センチのGK朴一圭とは違った良さがある。
■ 17歳のFW唐山に期待ゼロックス・スーパーカップで横浜FMと対戦する神戸は初のACL挑戦が待っている。過密日程になるので若手の台頭は不可欠と言えるが中盤の選手ではMF郷家にブレイクの期待が集まる。外国人選手を4人までしか登録できないACLではMFセルジ・サンペールが枠から外れてしまった。MFイニエスタとMF山口蛍に続く選手が必要になってくるがMF郷家がMFセルジ・サンペールの穴を埋める可能性がある。
同様にDFダンクレーがACLの登録メンバーから外れることになった。CBも若手の台頭が不可欠になったが山口から加入したDF菊池流と大卒ルーキーのDF山川に期待したい。どちらもサイズに恵まれた大型CBである。「主力だったDFダンクレーを登録から外す。」というのは思い切った決断と言えるが「DF菊池流もしくはDF山川のいずれか、あるいは両方に使える目途が立っているのだろう。」と推測できる。
オフの移籍市場で苦しんだ浦和はMF武田英がキャンプ期間中に高評価を得ている。「開幕スタメン」という話も浮上しているが青森山田高の時にたくさんの修羅場を潜り抜けた経験を持っている選手なのでクラブの期待値は高い。3年計画でチームを立て直すことになったが高卒ルーキーのMF武田英は未来の中心候補として期待を受けている。精度の高い左足が1年目から浦和の武器になるかもしれない。
G大阪は飛び級でトップ昇格を果たした17歳のFW唐山に期待したい。期待されたU-17W杯の本大会では不発に終わったがJ3では10試合で8ゴールと驚異的な活躍を見せた。フォワードの層は厚いのでなかなかトップチームの試合に絡むのは難しいと思うが点取り屋としてのポテンシャルは相当に高い。身長もまだまだ伸びていると思われるが「この1年間で身体がどこまで成長するのか?」も楽しみなところである。
→ 2020/02/07 【J1】 ブレイクが期待される若手Jリーガーはこの27名だ!!! (前編) (2020年版)
→ 2020/02/07 【J1】 ブレイクが期待される若手Jリーガーはこの27名だ!!! (後編) (2020年版)
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受付期間(J1編) ・・・ 新シーズンの予想の受付を開始しました。
2020年1月7日(火)~2020年2月20日(木)まで
→ J1の開幕戦(2月21日)の前日までです。
→ 不公平が生じるので、それ以後は受け付けません。
→ 順位決定方式やポイントの計算方式等のルールはこれまでと全く同じです。
→ 同ポイントで並んだときは投稿時期が早かった人が上の順位になります。
→ 早い時期に投稿した方がいい順位(いい成績)になる可能性が高まります。
→ 誤字・脱字・抜け・漏れにはくれぐれもご注意ください。
→ たくさんの予想が集まった方が面白いので気軽に参加してください。
【質問内容】
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(項目7) その理由を簡潔にお書きください。
(項目8) 2020年のJ1で注目するクラブとその理由をお書きください。(好きなクラブ以外で)
(項目9) 2020年のJ1で注目する選手とその理由をお書きください。
(項目10) 2020年のJ1でブレイクすると思う若手選手は誰ですか?
(項目11) 好きな選手(好きだった選手)とその理由を教えてください。 (省略可)
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