■ 初めてJリーグでプレーすることになった外国籍選手1月も下旬になってJリーグのオフの移籍市場もかなり落ち着いたが「まだ補強が必要なのでは?」と思うチームはいくつかある。そして、「チームに合流してキャンプに参加しているが加入決定のリリースは正式には流れていない。」という選手も何人かいるのでまだまだ補強のニュースは流れると思うが大多数のクラブは今の陣容で開幕を迎えることになるだろう。J1やJ2の開幕まで早くもあと1か月を切っている。
今オフもJリーグの移籍市場は活発だったが「初めてJリーグでプレーすることになった外国籍選手」は全部で40名ほどになる。その中には高校年代は清水ユースでプレーしたDFノリエガ・エリック(清水)やナイジェリアからの留学生で高校年代は高知中央高でプレーしたFWオニエ・オゴチュクウ・プロミス(Y.S.C.C.横浜)など日本の生活に慣れた選手も何人かいるが日本で初めて生活する選手には適応力が求められる。
「日本の生活や環境に適応できずに本来のプレーができずに終わる選手」も少なくない。適応力がどの程度なのか?は実際に来日して生活してみないと分からない部分なので安全第一で「他の日本のクラブで活躍していた外国人選手」を補強の中心に据えるクラブも少なくない。今オフでいうとFC東京はDFジョアン・オマリ(神戸)、MFアダイウトン(磐田)、MFレアンドロ(鹿島)を獲得。安全第一の補強になった。
「プレースタイルや性格が知られていないJリーグ未経験の外国人選手」を獲得しようとする場合、やるべきことがたくさんあるので時間と労力がかかる。FC東京のような補強も責められるべきではないと思うが他の日本のクラブで活躍していた外国人選手を獲得しようとするとお金はかかる。また、外国人選手の国内移籍が多くなりすぎて新しい外国人選手があまりやって来なくなるとJリーグは活性化しなくなる。